オーガニック物産展 La salon Bio ( ラ サロン ビオ)
昨年からオーガニック食品にのめり込み、年に数回開催されるオーガニック物産展に行くのが楽しみなリュリです。
今日は
2019.3.15から18 日まで開催中のオーガニック物産展に行ってきました。
以前の物産展会場にこのチケットが置いてあり、本来なら7€ですがタダで入場できます。
オーガニックスーパーのレジのところにも置いてありました。
場所はメトロ一番線の終点、Château de Vincennes から徒歩で15分くらいのParc Floral de Parisという公園内にある会場で行われています。
メトロからでると無料のミニバスを見つけたので、それに乗って公園の入り口まで移動。
お城を眺めながら移動します。
いつもは開いている公園入り口が閉まっていたので、そのまま真っ直ぐ道なりにあるいてもう一つある入り口へ向かいました。
入り口でセキュリティチェックを受け、園内に入って歩くこと数分で会場に到着。
昨年の11月にもここでオーガニック物産展が開催され、その時よりも野外飲食店の出店が少なめ。
お目当てのカボチャスープを出している店が見当たらないので中の会場に入ります。
結構混雑していました
いつもは一日中見て周り、食品を中心に買いまくるのですが、この後用事があるので今回は買わないつもり。
ならばなぜやって来たかといえば、昼ご飯を食べるため。
中の飲食スペースに真っ先に行き、カボチャスープを見つけたのだが、現金を持ってくるのを忘れてしまった。
カードは10€からしか受け付けないというので、バゲットにハムとチーズが挟んであるサンドイッチ6.50€とカボチャスープ4.50€を注文して10€を超えることができた。
食事を終えて急いで目当てのハンドクリームを探して回ったけれど、今回は出店していないみたい。
アイスクリームを食べている人が通り過ぎ気になっていたら、牛乳の代わりにアーモンドミルクを使ったヴィーガンアイスクリームを発見❗️
自分の身体に牛乳があっていないことを最近知ったのだけれど、乳製品が大好きでやめられない。
チョコレートやチーズ、チョコレートはヴィーガン用に乳製品を使わない製品がオーガニックスーパーにあるけれど、アイスクリームははじめて。
試さない訳にはいかないなぁ。
お値段もかなりお手頃で2.90€で小さいカップに挑戦。幸い小銭が財布に少し残っていた。
軽ーい感じで、オーガニック特有の舌に残らないスッキリした味わい。
これはこれで美味しい。
ただ、普通の牛乳でできたアイスクリームとは別のジャンル。
同じアイスクリームとして比べるものではない感じがする。
余談ですが、豆乳やアーモンドミルクでできたヨーグルトがスーパーなどでも出回っていますが、商品によってはヨーグルトとして牛乳原料の物と比べていいレベルの物があります。
こういう乳製品の代わりに他の食品で代用する製品の需要が増えると、クオリティが高くなって嬉しい。
残り時間もあまりなくなってきた頃プルーンをみつけて、試食もしないで2袋購入してしまいました。
以前からの経験で、オーガニック物産展に来ている店はどこも美味しい。
だから近所のオーガニックスーパーで買うよりも味に期待が持てる。
後で食べてみたら、やはり質が良かった。
ところが一緒にいた人がプルーンの袋を見て、
[ 2021年までって賞味期限が書いてあるけど、真空パックでもないのに何でそんなに日持ちするの?]
と怪しい眼差しでプルーンを見つめていた。
確かに!
半乾燥した食材って、どのくらい保存できるんだろう?
そこからオーガニックって何だろうね?ということになって、身体に良いか悪いかは分からないけれど、私は良いと信じて食べられるし、それで幸せを感じているから、自己満足だとしても構わない。
実際に体調も気分もいいし。
これからもオーガニックオタクの祭典 (物産展)には通うつもりでいる。
次回は6月にオーガニックワインの物産展がありますよ。
スーパーのカード払いに寄付金が加算できる⁉️
先週、Monoprix (モノプリ)というスーパーマーケットチェーンに買い物に行き帰宅してレシートを見たら、カード控えが切りの良い数字になっていて、そんな金額ではなかったのに!と思っていたリュリです。
その場にいれば直ぐにスタッフに理由を聞くのだが、帰宅後だったし100円に満たない金額だったので諦めた。
そして先ほど同じスーパーに行ってカードをマシーンに差し込むと、[ お買い上げ金額を繰り上げて、その分を寄付しますか?] というような内容の文章がカードマシーンに表示された。
そうかぁ、前回は知らない間に寄付していたんだ!
と納得。
知らない間に良い行いをしていたなら良かった。
しかーし、今日はしたくないんだけど、と思ってしなくて済む方法がどこに書いてあるのか探していたら
[ 寄付をするなら緑のボタン、しないなら赤のボタンを押してください。] とレジの人が教えてくれた。
赤のボタンは押した事がないので、なんか変な感じがした。
前回は、いつも押しなれた緑のボタンを文章を読まないで押してしまったと判明。
私みたいに読まないで、無意識のうちに緑のボタンを押してしまう人がいるかも知れない。
旅行者の皆さん、請求額が切りの良い数字になった最初の画面が出てきたら、寄付する場所は緑のボタン、しない場合は赤のボタンを押しましょう。
今日の覚えるフランス語
Le Don 寄付
この文字がカードマシーンの画面に書いてありますよ。
ちなみにL’ARRONDIという団体に寄付が届けられるそうで、ホームページをのぞいてみたらモノプリスーパーの他に、Celioというメンズファッションのチェーン店でも同じく、端数金額で寄付金を募っているそうだ。
こちらは気軽に寄付ができるし、少額でも機械が自動的にカード客全員に、毎回寄付するか聞いてくれるこのシステム、考えた人はスゴイ❗️
[ 端数金額を切り上げて、団体の支援を。
寄付金は100%団体に届きます。]
と書いたカードがマシーンの上に見えますか?
これが目印でーす。
フランスで市内引越後の住所変更
引越して間もないリュリです。
パリ市内での引越だったし、大きな家具などもないのでUber数回の利用で荷物の移動ができた。
掃除に明け暮れ、収納に奮闘し、その合間に各所への住所変更をした。
こういう手続きは慣れているし、割と好きなほうなので、楽しく進めて行ける。
前回の引越のメモを参照。
引越好きならこんなリストを作っておくと次回も役に立つ。
住所変更届け先リスト
電力会社
国民IDカード
国民健康保険
ミチュエルという健康保険
税務署
電話会社
電力会社はEDFという会社を、前も今後も使用。
ネットか電話で手続きできる。
電話番号 3004
月~土曜日 8:00~ 20:00
連絡前に調べておくことは、
顧客番号
Le point de livraison または新居の住所
前のアパートを出る時のメーター数値
新居に入った時のメーター数値
銀行のIBAN番号(聞かれなかった)
分かれば新居に住んでいた前の住人名
(リストにないが聞かれた)
契約書を郵送で頼んだが、なぜかメールで届いた。
数日後に前のアパートの清算金額のお知らせが郵送で届いた。
それから数日後には新居の電気代の請求が郵送で届いた。
一度にまとめて送ってくれてもいいのに。
フランス国民IDカード
国民カードを申請したのが区役所だったので、最寄りの区役所に聞きに行ったところ、住所変更は義務ではないのでそのままにして良いとの事。
そういえば周りのフランス人もしなくていいと言われたからそのままにしていると言っていた。
フランスのパスポートも住所変更の必要がない。
どうしても今の住所にしたければ、もちろん変更できる。
有効期限が切れるまで、あと15年も住所変更をしなくても身分が証明されるというのが不思議。
2年前に引越した時はまだ日本人だったので、外国人用の滞在許可証を持っていた。
その時は最寄りの警察署に聞きに行った。
なぜ警察署に行ったかと言えば、いつも滞在許可証の申請をする場所が警察署だから。
そこで必要書類のリストをもらい、それらを揃えて出直すと、新しい住所を記入した小さな専用の用紙を渡されて、滞在許可証と一緒に持っていれば良いと言われた。無料で直ぐに終わる手続きだった。
一つ驚いたのは、自分がアパートを借りている場合は住宅保険に加入し、その証明書を提出しなくてはならない事だった。
その時は家の近くに保険屋さんがあり、飛び込んで見積もってもらったら、自分としては高く感じた。
そういえば自分のメインバンクが保険も扱っているのを思い出して、銀行で見積もってもらうと、ベーシックの最低価格が10€くらい。
大した保障はないが、住所変更のためだからこのくらいの金額でよい。
住所変更を滞在許可証の更新の時に一緒にすれば、この保険は要らなかっただろう。
しかし帰化申請をする前だったので、どうしても滞在許可証の住所を変更せざる得なかったのだ。
国民健康保険(セキュリティソーシャル)
インターネットで
ameli.fr を検索してcompte ameli のサイトを開く。
自分のアカウントに入って住所変更ができる。
まだアカウントを作っていない場合は、その場で直ぐに作れる。
ミチュエル(会社や個人で加入する健康保険)
各社違うかも知れないが、インターネットで自分のアカウントが作れるなら、そこで住所変更ができるかもしれない。
分からなければ、勤務先の保険担当にきけばよい。
税務署
インターネットでimpits.gouv.fr を検索し、自分のアカウントから変更できる。
まだアカウントを作っていない場合は、その場で作れる。
電話会社
私はfreeなので、インターネットの個人アカウントから住所変更をした。
他社は分からないが、大体はインターネットでできるのではないか?
大体の住所変更は無事に終了した。
ただ年金に関してはなぜかアカウントが作れず、住所変更していない。
以前、データーが抜けていた勤務期間について手紙で問い合わせたら、55歳過ぎてから連絡してくださいと返信があった。
なのでその時に住所変更をするつもりだ。
要らないタイツの再利用方法
ここ3年くらい、パンツばかり履いているので厚手のタイツを履かなくなったリュリです。
久しぶりに履いてみると、あちこち引っ掛けた傷があり捨てるレベル。
布に関しては捨てる前に再利用して、使い尽くさないと気が済まない。
布が好きなのだ。
捨ててしまうにはもったいない、要らないタイツの再利用方法をシェアしたい。
掃除に使用
落ちにくい汚れが良くおちる。
靴の保管
引越の時に靴箱がなかったので、個別にタイツの中に入れてから一つの箱に入れた。
現在はシューズケースがないので、タイツに入れたまま一ヶ所に保管している。
タイツに包まった靴は重ねても傷が付かないので、収納スペースが少しで済む。
靴磨き
タイツにハンドクリームをつけて靴を磨いている。ハンドクリームは安くても良い。
ハンドクリームは人間の皮につけるもので、動物の皮につける靴クリームよりも質がいいと思っている。 日本で化粧品販売をしていた頃に教えてもらい、それからは靴クリームは使っていない。
椅子の底に貼る
フランスでも椅子の底に貼る防音や床保護の為のシールは売っているはずだが、いざ買おうと思ったがどこで買えるのか、何という商品名かも分からない。
仕方ないのでタイツで作ってみた。
作り方
布用両面テープを必要な大きさに切る。
タイツの間に布用テープを挟んで折る。これで布に厚みが出る。
タイツをテープの型に切る。
布用両面テープを片面にかり、椅子の底に貼る。
床の上で椅子を引きずっても音がしなくなった。
布用両面テープは普通の両面テープとしても使用できるので、どうせ両面テープを買うなら強力な物を一つだけ持っていればいろいろと使えて便利。
すでに実践済みの内容もあるとは思うが、これ以外で私の知らない再利用方法をご存知の方はぜひ教えていただきたい。
パリの女の子が好きなアーティスト
最近は音楽を聴かなくなってしまって、時代に取り残されている感じがしているリュリです。
日本で流行っているテレビドラマや音楽を知らなくても、フランスに長く住んでいる者同士でそういう内容が話題になる事は少ないので気にならない。
ところがフランスで流行っている物を知らないというのは、フランスに深く関わっていないような気がして劣等感を感じてしまう。
おばちゃん世代の私が20代の子達の間で流行っている物を知って、話題についていきたいと言う欲望がある。
それは若ぶりたいわけではなく、フランスの若い子の持つ感性で選ばれた者や物を、その子達と同じ感覚で自分も良いと思えるのかに興味あるのだ。
話はさておき、昨夜日曜日の夜は仕事の後に用事があり、終電がなくなってしまった。
深夜バスで帰宅出来る事は知っているし、割と利用するほうで慣れている。
ところが昨夜は携帯電話でバス停を探しても、そこにバス停は存在しない。
あと10分でバスが来ると携帯で確認できているのに、周辺を探しても見つからない。
寒いのに薄着だったため、これ以上バス停を探 してさまよい続けては風邪を引いてしまいそうだ。
定期を持っているのでバスならタダで帰れるが、Uberで帰る事にした。
Uberはいつになく早く現れた。
暖房の効いた車内には、心地よい音楽と香りが広がっている。
パラダイスだ~💕
走り出して早い段階で、2人組の女の子が相乗りしてきた。
10代後半くらいかな?
普段の生活や街中では見かけないタイプの華やかな感じだ。
よく話す子がすぐに車内の音楽を変えさせ、車内は2人の世界に染まっていった。
曲に合わせて歌い、軽く踊っている。
2人はこれからクラブに行くらしく、私も誘っていただいたが、場違いなのでお断りした。
彼女達が歌っている曲が気になり、
[ すごく良い曲だけど、誰の曲?]
と聞いてみた。
[ アヤナクムウラよ。]
と教えてもらったが、何人だか分からない名前で調べられない。
せっかく今どきの曲情報が手にはいるのに!
恥を忍んで、携帯のメモに書いてもらった。
アーティスト名 Aya nakumura
曲名 la dot
ガーン 😨
日本語の名前が聞き取れていなかったなんて~😱
凱旋門からすぐ近くのクラブの前で二人は下車して行った。
ドレスコードのあるオシャレなクラブの様で、入り口には彼女達のように着飾った人達が数人で立ち話をしている。
日付が変わって月曜の朝1:45 くらいの出来事である。
こんな世界もあるのだなぁと、違う世界を覗けて楽しかった。
で、誰なんだろう?アヤ ナカムラさんって。
家に帰ってから調べてみたら、日本とは全く関係のないフランスとマリのハーフで23才のアーティストだった。
本名はアヤ ダニオコ
芸名のナカムラは、彼女の好きなアメリカのTVドラマ『ヒーローズ』の登場人物ヒロ・ナカムラからとったらしい。
興味を持った方は、日本語でも検索できるのでご覧下さいね。
さあ、アヤの曲を聴きまくってフランスの音楽シーンに首を突っ込んで行こう!
フランスの現金、カード事情
10年以上前の事だが、飛行機でフランスに来て、シャルル ド ゴールに早朝着いた。
治安の問題はあるかも知れないが、安く済ませるためRER電車のB線に乗ってパリ市内に入ろうとした。
当時は駅の工事中で、簡易的な窓口だったが、そこに並んだ。
私の番が来て行き先を告げて100€札を出したら、お釣りがないから切符は売れないと言う。
カードが使用出来たかは定かではないが、カードを持っていたのに買えないということは仮設でカードマシーンがなかったと考えられる。
えーっ⁉️
100€って一万円より高いくらいだけど、旅行者が最初に着く空港に小銭持ってくるほうがレアじゃないの?
外国人が多い場所なんだから、ちゃんと釣り銭を用意しておいて欲しいわぁ。
日本だったらスキャンダルじゃない?
などと思っている場合じゃない。
誰かに両外してもらわないと、電車に乗れなーい😨
困っている私を見た旅行者でマレーシア人のおじさんが、両替してくれて無事に切符が買えた。
空港で朝からこんな目にあって、フランスに高額紙幣はあるけれど使えない‼︎
と、しっかりインプットした。
フランスに対して初めて驚いたこととなった。
あれから10年経った今は、空港でそんな目にあう事はないだろう。
いつもなら旅行の最後に小銭まで綺麗に使い切る事にしていたが、ユーロに関しては旅行に行く確率が高いので、小銭は残しておくようになった。
フランスで暮らすようになっても、度々お釣りがないといわれる。
先週はフランプリと言うスーパーでさえ、3サンチームの釣り銭がないからごめんなさいと言って、釣り銭をくれなかった。
ちなみに3サンチームは3円よりも少し高いくらい。
週に一度行くコインランドリーでも10€札が使えない時が一度あって、洗濯機に洗剤まで入れてスタンバイしたまま近くのスーパーで買い物をして小銭を作った。
これがトラウマになり、常にコインランドリーで使う分の小銭はストックする癖がついた。
普段は20€札よりも高額な紙幣は必要ない。
50€札でさえ、その辺の店では釣りがないと言われることがある。
ちなみに星付きレストランやブランド店で現金で支払いたい場合は、高額紙幣のほうがスマートである。
フランスでは日常的に、お釣りで小銭をもらう時も想定外な事が起こる。
2€のお釣りなら、
2€硬貨x1枚
または
1€硬貨x2枚
で貰えると予想するではないか。
ところが、
1€x1枚
50サンチーム x1枚、
20サンチーム x2枚
10サンチーム x1枚
日本円に例えると
¥100x1
¥50 x1
¥20x2 (20円硬貨があったとして)
¥10x1
こんなにたくさんの小銭で受け取る
これはお店の小銭不足の結果である。
なんでこんなにお釣りが用意出来ないのだろうか?
現在の日本の両替事情は分からないが、フランスでは両替が面倒らしい。
例えば、会社の取引銀行に前日に行き、両替して欲しい硬貨がいくら分と持参予定の紙幣(例 50€ 6枚、20€5枚)の予告を用紙に記入してから翌日受け取る。
当日の両替を受け付ける銀行もあるようだが、両替できる支店が限られているし、銀行に欲しい紙幣や硬貨がない場合もある。
レジで採用されたスタッフが、わざわざ銀行まで両替に行くとは思えない。
それ以外の人が行けば良いのだが、行かないから釣り銭不足が起きているのだろう。
フランスでは小銭は必要な場合が多いから、使い切らないで少しは残しておこう。
現金払い以外にカード払いができるが、小さな店などは最低使用額を決めていてそれ以下は現金以外受け付けない。
カードはVISA、マスターカードは問題ないが、それ以外のアメックスカードなどは使用できない店があるので要注意だ。
パリ郊外のIKEAに無料バスで行ってみた
パリ市内での引っ越しが終わって、いざ生活が始まったら収納が上手くいっていない事が気になり出したリュリです。
あれだけ断捨離したのに、Uberで4回も荷物を運ぶハメに。
さて、前のアパートは収納スペースが充実していたけれど、今度のアパートには収納スペースがあまりない。
かと言って、きっとまた引っ越したくなるはずだから、しっかりした家具は増やしたくないし。
今ある家具に上手く収まるようなアイテムを探しに、IKEAに行ってみることにした。
パリ市内から無料の送迎バスが出ているので、それに乗って行こう。
フランス語でバスの情報を調べたら、水曜日の今日はプラス ドゥ クリシーという、比較的モンマルトルに近い駅か、バスティーユ駅、東駅からの出発がある。
プラス ドゥ クリシーが出先から近く、ネットで見た住所でバスを待っていた。
バス停はないし、ホントにここにバスが来るのか不安になる。
出発予定時刻の10分前には1組の親子もバスを待っていて、ひとまず安心。
予定時刻を10分過ぎてもバスは来ない。
親子が近くのパン屋さんに聞いてみたら、水曜日ではなく木曜日ならバスは来るという。
水曜日なら東駅から出発しているらしい。
もう一度ネットで確認したが、IKEAのサイトではなかったので信じても無駄ということか⁈
気を取り直して、そこから一番近い東駅に向かった。
東駅に着くと駅前は道路工事が大々的に行われていて、バスの止まる住所の前には絶対にバスは止まれない。
目の前のホテルでバスの出発場所を教えてもらい、まだ時間があるのでコーヒーを飲んで時間を潰す。
割と寒い日なのにプラス ドゥ クリシーで30分もバスを待っている間に冷えてしまって、温かいコーヒーが身体に染み渡る。
一応、コーヒーショップでもバスの出発場所を聞いてみたら、ホテルで聞いた場所と同じだった。
コーヒーを飲みながら見えるバスの出発場所には、すでに沢山の人が集まっていて安心である。
ようやくバスがやって来て、出発して約40分でIKEAに到着した。
バスを降りると、送迎車の時刻表がはってあった。
昼時だったので、まずは腹ごしらえ。
館内のレストランに入って、野菜ボールをメインに、付け合わせはラタトゥイユと茹でインゲン。
結構手頃な価格で嬉しい😃
食事が終わって、やっと買い物モードになる。
館内は二階建てでかなり広い。
手ぶらで一通り下見をした後に、カートを押して買い物開始。
すでに今のアパートに備えてあったものは、全てIKEAで揃えたものと判明した。
前のアパートにあった物も同じく。
アパートの大家さんにとっては、備品を安く揃えられるIKEAはなくてはならない店なのだろう。
いろいろとカートに物を入れて楽しいが、帰宅する時に手で持って帰る事をすっかり忘れていた。
会計前にレジ横にあった購入予定のIKEAショッピングバッグに買う物を詰めてみたが、バッグ一つでは入りきらない
二枚買って何とか収まって、その他に組み立て家具7kgを持つと、短い距離しか歩けない。
両肩に大きな袋をひっかけて、さらに縦長の箱を両手で持つと、あちこちにぶつかりそうになる。
地下鉄は階段が多いし乗り換えも大変そうだ。
ちょうど帰宅ラッシュで公共の交通機関は混んでる頃。
ラッシュと東駅周辺の工事のため、18時にIKEA を出発したバスはなかなか進まない。
運転手さんは東駅周辺の地下鉄の駅前にバスを止めて、ここで降りたい人は降りて下さいという。
異例の事らしいが、その方が早く帰れる人もいるだろう。
結局、全員バスから降ろされた。
ちょうど公共のバス停があり、行き先は家の方向だし、直ぐにバスが来てラッキーだった。
そのあと一度バスを乗り換えて、最後は重い荷物を持って8分歩いて家にたどり着いた。
IKEAから家まで2時間はかかり過ぎではないか?
IKEAバスを降りた後、Uberを呼べば良かったなぁと後悔。
日中の冷えと重い荷物で腰が痛い。
さあ、これからが忙しい。
今日中に荷物を片付けたり組み立てたりしなければ気がすまない。
作業が終わったのは深夜2時を過ぎていた。
なんとか部屋は落ち着き、長い一日は終わる。
近いうちに、採寸し忘れて買えなかったベッドカバーを買いに行かなきゃ。