jeanne-lully’s blog

ちょっと変わった元日本人がパリで思う事

不食健康法、私には効果がありました

 断食、ファスティング 、不食のうちどれかを語り合うことができる人が、残念ながら今のところ私の周りにはいません。

 

[ 何日も食べないなんて考えられない]

私がファスティング の話をすると必ず言われます。

 

 私は不食やファスティング を人に勧めるつもりはありません。

ダイエット目的ならなおさらです。

 

 

 ただお金を払わないで健康を手に入れる方法だから、知っていて損はないと思うのです。

 

 私は17歳からダイエットを研究していて、どうして太るのかどうしたら太らないのか、かなりのダイエット方法を試してみて、自分に合った食事の仕方を身につけることができました。

 

そう、若き頃の私はダイエットマニアでした。

 

それが、25歳を過ぎてからステロイド剤のリバウンドとアトピーの再発で、3年間もただれた肌ですごしたのです。

 

青春返せ~!

 

 この間はダイエットどころじゃなくて、健康を取り戻したい一心で、様々な食事方法を試したのです。

 

最終的には築地にあるクリニックで簡単な食事方法を教えていただき、それからは体調のコントロールが簡単になりました。

 

アトピーの私に先生が教えてくれたのは

 

一日の食事量の半分を野菜でとること

1/4は炭水化物

1/4はタンパク質

 

フライなど油が多いものは避ける

甘い物は避ける

 

結構シンプルで実践しやすくて気に入ってます。

 

 この食事方法だと、外食もできるし太ることも防止出来て一石二鳥。

 


おかげで今でも20歳の頃のまま7号(フランスの36)サイズで、多少ふっくらしたり戻ったりしていますが、体型は変わっていません。

 

しかし昨年の春からアトピーが再発して、自分の身体と再度真剣に向き合うこと事になりました。

 


 痩せていても身体に毒は溜まるらしい!

 

 明らかに食べすぎてました。

お肉が好きで、タンパク質は八割お肉でした。

豆や魚はあまり好んで食べていませんでした。

 

巷で言われる

まごはやさしい、そんな食事にはなっていませんでした。

 

 そこで本格的に体質改善しなければと思っていた時に、ファスティング に出会いました。

 

ファスティングの効果はいまさら私がいうまでもありません。

 

今までに1日以上食べなかった経験はゼロ。

3日以上食べないなんて、私にできるのだろうか?

 

こうしてファスティング に向けて独学が始まったのです。

 

私のファスティング 目的

 

アレルギー体質

冬には咳喘息がひと月続く

便秘ぎみ

冷え性

 

カンペキに腸が汚れていそう!

 


そして4ヶ月の独学を経て2018年8月、ついに8日間のファスティングを体験しました。

 


ヤバイですよ。

独学ですから!

命の危険を感じたら中止しようと決めて、毎日家族に生存報告をし、家族からの励ましで続けられました。

 

独学とはいえ、今やファスティング はブームになっているようで、情報はネットを隅から隅まで読んで、YouTube でも学習しました。

 

ホンネをいうと、ファスティング や断食の考え方だけしか知らなかったら、8日間も続けられなかったと思うのです。

 

たまたま  [ 不食 ]

という考え方から30日間食べないことをやりとげた俳優の榎木孝明さんの出演した番組を観た時です。

 

[ これなら私にも出来そう!]

と自信が湧きました。

 


 断食と不食は、同じ期間中に食事をしないとしても気持ちの持ち方が違うのです。

 

不食は我慢してやるものではないのです。

 

前日まで普通に食事をし、不食の期間は医師の元ではありましたが、コーヒーやお茶などのカフェインも摂取。

ちなみにファスティング では控えるように指示されています。

 

 驚いたのは不食後、すぐに普通の食事をしていて、お粥みたいな特別食にしていなかった事です。

 

 要は内臓に負担をかけないようによく噛んで、食材も軽めの物をチョイスすればいいのかな?

 

 私には不食のほうが気楽な印象を受けました。

 

私はあれはダメなどの規制が苦手。

我慢し続けなくてはいけないというプレッシャーを感じるは辛そう。

[ 何でみんな食事をしているのに、私は食べられないの?]

そう断食中に思ってしまったら地獄。

 

 ファスティング の後の回復食だとか理屈では良いだろうなぁと賛成なんですが、日本食材が手に入る事が前提になっていて、外国人はどうやってファスティング をするのか?と疑問をもちました。

 

 [ロシアの絶食療法] をYouTube でみたら、医療として患者に絶食をさせていました。

 

医師の元で行うとはいえ、水しか飲まなくても大丈夫なようです。

 

ここはパリなのに日本の酵素ドリンクを買ったり、日本食材を揃えて手間をかけた一大イベントにしてしまうと、一回で終わってしまいそうです。

 

健康法なのだから、一回で終わりではなく定期的にやりたいのです。

 

そのためにはこちらの食材でアレンジしないと。

日本から酵素を取り寄せなくても、何かで代用できないのかな?

 

期間は何日が良いのか、何なら飲んでいいのか、ネットを隅から隅まで読んでみて、自分のルールを決めました。

 


リュリ不食の場合 

一日に摂取していいと決めたもの

 

ルイボスティー (日常的に)

抗酸化作用があり、カフェインなし

 

100%に近い人参ジュース

(オーガニックのボトル)

一日一本まで

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人参ジュースで病気が治った話を読んで、どうせ飲むなら人参ジュースでエネルギー補給をしようと思いました。

 

はちみつ

(オーガニックのを1日に小さじ3杯まで)

 

不食中の嗜好品

楽しみが一つくらいあってもいいかなぁ

 


蜂蜜飴  (外出中の不調の時用)

夏休みで旅行と重なる日があり、乗り物の中でお腹が鳴らないようにするためと、フラフラした時のために。

 

マグネシウムのサプリ (一日の量)

細胞の働きがアップ

ストレスに効果あり

 


ヘンプオイル  小さじ一杯

アレルギーに効果あり

 

旅行中は取りませんでした。

 

サプリは薬局で、

他は全てオーガニックスーパーで購入

 

 

期間は最初は3日間を目指し、できたら5日間、次に7日間とやっていきました。

 


8日目に腸がグーグーとなり始め、便が人参ジュースみたいになっていたので、もう大丈夫かなぁと思って終了しました。

 


回復食はオーガニックスーパーで全て仕入れ、パンプキンスープに茹でたひよこ豆を入れたものから始め、ナッツと人参サラダ、ライ麦パンなどヴィーガンの方の食生活からヒントをえました。

 


いろどりが良くて、野菜中心でも楽しく食事ができました。

 


おかげで今まで食べる事のなかった食材に興味をもち、結果的に肉は不食終了から3週間は口にしませんでした。

 

その後の体調は

 

 便秘がなおり、しばらくは一日に2~3回お通じがありました。

今年になってからは一日1回ですが。

 

 お腹がほとんど壊れなくなり、今日までで4回くらい緩かった日がありましたが、腹痛はなし。

 

 肌にツヤなんてありえないと思っていた乾燥肌が、今はオイルだけのシンプルケアに。

 

 身体もあまり乾燥しなくなり、ボディーミルクが減らなくなりました。

 

 冬に風邪を引きそうになっても薬に頼らずに、レモンとハチミツのドリンクで乗り切って、咳喘息は出ませんでした。

 

 あまり冷えなくなったのか、暖房は最小限にできました。

 

 アトピーや肌荒れは不食後の食生活が始まってから、どんどん良くなっていきました。

 

 不食中は車で言えば車検中。

内臓のメンテナンス期間のようで、皮膚などの外側に変化を感じたのは食生活が始まった後のこと。

 

食べるものが身体を作るってホントだ!

と実感しました。

 

あの感動が忘れられません。

やはりあれから半年以上過ぎると、便秘はなくても、力を入れないと出なかったり、意味不明の鼻つまり、鼻水が出ていたり、手荒れが気になりだしたり。

 

今年はいつ不食しようと思っていて、昨日から2回目の不食を開始しました。

 

本日2日目、辛いです。

 

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