文化遺産公開日
2019年の文化遺産公開日は昨日と今日で、普段は一般公開されていない歴史的建造物の中を見学することができる日です。
ここ数年行かないでいたら、事前に予約をしないと入れなくなっているところが結構あってビックリ‼️
そんな中、パリのユネスコ本部とフランス銀行は予約無しでも入れました。
まずはユネスコ本部。
シャン• ド• マルス公園(エッフェル塔前の長方形の広場)の近くにあります。
見どころ
長崎の天使
日本庭園に面した壁に長さ40cmの天使の頭像があります。
これは長崎の浦上天主堂にあったもので、原爆の被害を逃れ、ユネスコ30周年の1976年に長崎市より寄贈されました。
平和の庭園
日本政府の寄付で1958年にイサム ノグチ氏プランにより造園されました。
和の滝
平和の庭園にあり、和の古文字をアレンジしたものが彫られています。
瞑想の空間
建築家安藤忠雄氏の作品で、日本の民間からの寄付で1995年に建築されました。
中は空洞で、床の御影石は広島原爆で被爆した原爆ドーム近くの橋だったものです。
パブロ ピカソの壁画
第一会議場の前のホールで、40枚のパネルで構成された80平米の壁画です。
第一会議場
左には英語、フランス語、あと何語だったか忘れましたが、三ヶ国の通訳ブースらしき部屋があり、右には中国語とあと二ヶ国のブースがありました。
残念ながら日本語ブースはありませんでした。
日本の参加者は、皆さん英語が堪能なのでしょう。
ユネスコ本部
庭にあるオブジェ
本物のエッフェル塔が奥に見えます。
次はフランス銀行
奥の巨大なロール紙はお札の原紙で、手触りは既にお札そのもの。
手前はそれをカットしたもの。
€200札
あまり見かける事はないし、街中では断られる事もあるので、あまり意味ない気がしますが。
€100札
ギリギリ使えるお札。
親しみあるためか、こんなにお札が並んでいるとリアリティがあって嬉しいです。
子供が€20札をスタンプを使って作ってみるコーナー
金塊の部屋
さすがに本当の保管場所を一般公開する訳にはいきません。
庭に仮設でセットが設置してありました。
ケースの中には金塊がありました。
奥の大きな塊で、12.5kgあるそうです。
この館はもともとルイ14世と寵姫モンテスパン夫人の間にできた子であるトゥールーズ伯が住んでいたところです。
ルーブル宮殿からは目と鼻の先にあるのも納得。
美術館にならずに、まだ現役で使われていると言うのが素晴らしいですね。
芸術品に囲まれて仕事ができる環境って、すごく羨ましいです。
総裁の仕事部屋
金の間
むしろベルサイユ宮殿のガラスの間よりも豪華に見える気がします。
トゥールーズ伯の像
父ルイ14世と同じヘアースタイル。
フランス銀行にピッタリな館です。
こんなリッチなパワースポットを拝観できて、金運が上がった気がします。
今後の金運に期待しちゃいます!