jeanne-lully’s blog

ちょっと変わった元日本人がパリで思う事

フランス生活で感じる日本の良さ

 フランスにある程度住んでいると、日本の環境の良さが懐かしくなる人もいるようです。

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例えば

24時間空いているコンビニがある。

日曜日に店が開いている。

ドラックストアーで日用品が安く買える。

外食が安い。

食のバリエーションが豊富。

家に浴槽がある。

温泉がある。

公共の乗り物が時間通りに運行している。

病院に予約なしで行かれる。

配達や業者が来る時間が正確。

店頭の商品に不備がない。

役所などで、係員の言う事は同じ。

店員さんがキチンとしている。

etc.....

 

日常生活をしていくうちに感じてくると思いますが、大半の事はだんだん慣れてしまいます。

 

と言うよりも、慣れないとフランスが嫌いになってしまいます。

 

私はフランスの不便さや、あいまいな所がフランスらしいと思っています。

 

 役所に書類を持って行って、リストにない書類を提出しろなんて言われる事は想定内。

担当者に任されているのです。

 

 業者が時間通りにやって来たら超ラッキー。

遅れてくるならまだマシです。

 

パリの地下鉄全線が問題なく走っていたら[ 凄い日だなぁ] と思うし、スーパーのレジ係がテキパキと仕事をしていたら[ こんな仕事のできるスタッフがいるのか!]と感動します。

 

 日本ではあり得ない事が起こるので、マンネリする事なくサバイバル生活を楽しむ事ができるのです。

 

上記に書いた日本の良さですが、フランスに10年住んでいる今となっては、ほとんど感じなくなっています。

 

  美味しいレストランはフランスにもあるし、私には日本でないと買えない生活必需品はありません。

 

 五年前まではマツモトキヨシと100均に行きたくて仕方がありませんでしたが、今は行っても買いたい物がないかもしれません。

 

 買い物は店が開いている時間にすれば良いし、むしろ店が閉まっているのをみて日曜日の雰囲気を味わえています。

 

 店員さんがお喋りしながらレジを打っているのを見る度に、[ こんなレベルで仕事していい国なのかしら?]と安心します。

そう、頑張り過ぎなくてもいいのです。

最初に契約した仕事をずっとこなしていくだけなのです。

 

エリートは初めから管理職に採用され、初心者を育てていく日本のシステムとは違うのです。

 

 人の倍の速さでレジを打っても、彼らには何のメリットもないのでしょう。

 

 シャワー生活になって、風呂に入る時間が節約できて気楽になりました。

 

 風呂に入らないからと言って疲れが取れない事はないし、それで新陳代謝が悪くなる事もありません。

 

 フランスの小さいアパートにはシャワーしか付いていないのがほとんど。

 

フランス人の中には朝にシャワーを浴びる人もいます。

 

 ただ体臭のキツイ人が多いので、こういう人はしっかり湯船に浸かって欲しいとは思います。

 

 鼻が凄くいい私が困るのは、この臭いだけ。

公共の乗り物に乗るので、どうしてもこれは避けては通れないのです。

 

 まあ、自転車かタクシーを利用すれば良いのかも知れませんが。