アパートの外観工事があと3カ月も延長に!外が見えない部屋で9カ月も暮らさなくてはならないなんて!
私の住むパリのアパートは外観工事が一月に始まって、六月に終わる予定でした。
ところが一昨日、九月中旬まで延長されたと廊下に張り紙がしてありました。
ロックダウンの約2カ月は工事が中断されて、作業用の幕が張ったままの状態。
今もそれは変わらず。
工事再開した今は、コロナの影響で作業員の人数に制限があるので、早く作業を進められないそうです。
そもそも半年もかかる大工事がある事は、大家さんは知っていたはずです。
前もって知っていたら引っ越せたのに。
これから夏で暑くなるのに、窓を開ければホコリは入ってくるし、作業員とは目が合うし。
六月に工事が終わると思っていただけに、ストレスがマックスに達しました。
私が借りる規模の不動産事情は、現在コロナの影響で本帰国した外国人の後に新しい入居者が海外からやって来ないので、長く空いた物件も多く、家賃の値下げをし始めた物件も見かけます。
引っ越しもありかなぁ
でも、工事がなければこのアパートは明るく好きなのです。
そこでフランス人の家主さんに家賃を下げてもらう交渉をしてみる事にしました。
ダメだったとしても、やるだけの事をすればそれで少しは気が収まるかも。
• 工事が延長された事
•ロックダウン中も窓から景色が見えなかった事
•騒音とホコリの中で生活している事
以上を部屋の写真も添えて、相手がイメージできるように現状を説明しました。
[ こんな現状の部屋に住みたい人は誰もいません。
なぜ前もって半年に及ぶ大工事の予告をしてくれなかったのですか?
知っていたら引っ越せたのですが。]
との一言も添えてメールを昨日送信しました。
今日早速、家主さんからメールが届き、半年分の家賃を半額にしてくれると連絡があり、お詫びとともに丁寧な対応をして下さいました。
まさかそこまで値下げしてくれると思っていなかったので、奇跡を感じました。
これで騒音も暗い部屋も気にならないかも知れません。
心でモヤモヤしている事は、ダメ元でもきちんと伝えたほうがいいのだと思いました。
今まではそれがあまり出来ていなかったので、こういう不条理なことが重なって起きているのかもしれません。
自分の成長を褒めてあげたいです。