元夫はいい性格で許したいけれど、未だに許せないわけ
数日前に、15年前に離婚した元夫が実家に来て、大量の誕生日プレゼントを置いていった話を書きました。
15年前に離婚した元夫が実家に現れたけれど、はたして何が目的なのか? - jeanne-lully’s blog
金の切れ目は縁の切れ目
そう聞きますが、彼がサラ金に手を出さなければ、違う展開になっていたかもしれません。
大金を貸して2年くらい経っても、一円も返ってくる気配がなく、生活費も入れてくれない夫を、当時は
この人の仕事はボランティアなのだろうか?
いつまで続けるのだろう?
この止めないで続ける根性、忍耐力は凄いなぁと感心してみていました。
私なら見切りが早いので、こんな赤字事業を続けないと思います。
さて、私は元夫なら必ず返済してくれると信じて、年収を超えた額を貸してしまいました。
その信じていた事に関しては、人を見る目のなさを嘆きます。
それは反省と諦めで解決できるのです。
ただ私が悔しいのは、貸したお金の重みなのです。
このお金を貯めるために行った努力、我慢したこと、費やした年月。
自分が楽しむために使ったならともかく、大切な私の労力が水の泡となって消えてしまうせつなさ。
こんな事になるなら、自分の幸せのために使えばよかった。
お金を貸したために、苦しみしか生み出せなかった。
これを人生の勉強だったと言ってしまう事もできます。
けれど何の勉強になったというのでしょう。
あげるつもりでお金は貸せ
分かっていたけど、貸した相手は夫。
友達や知人ではないし、信じられる人だと思って結婚した訳で、まさか一円も返ってこないとは、今でも信じられません。
彼の近況をずっと知りませんでした。
離婚の一年後には彼の次の奥さんが出産したので、きっと食べるのにやっとの生活を送っているのだと思っていたのです。
それなら返済できる訳がないと思って、全て忘れていられました。
ところが彼は今、自称 [ 社長 ]なのです。
私にお金を返さず、自分の家を母国に建てたそうです。
お金を借りた事を忘れているのでしょうか?
私の誕生日を覚えていて、わざわざ実家に来たくらいの記憶力があるのに、昔の借金を忘れているのしょうか?
アルツハイマーにでもなってしまったとしか思えません。
あんなに性格が良かった人なのに、ホントは詐欺だったのではないかと思うようになりました。
彼が欲しかった日本国籍と、経営者という地位のために、日本人女性だった私を利用していたのではないかと。
私と付き合う前に、彼は他の日本人女性と結婚しようとしたら、相手の親から大反対されて別れたと聞いた事があります。
やはり日本人狙いの詐欺師なのかと、彼を疑う反面、そうではないと願っている自分がいます。
私はこの結婚を
ボランティア婚
と名づけ笑いに変えています。
そうでもしなかったら、いつまでも返ってこないお金の事で報われないお金の使い方をした事を後悔し、自分の人を見る目のなさを嘆き、元夫を恨み続けて忘れることが出来ないでいたと思うのです。
それをボランティア婚と客観的に自分をみて笑う事で、他人ごとに感じることができました。
この笑い話を聞いて、人は私を高飛車な人だと思うかもしれません。
想像力や経験値が低い場合、私の話の表面しか理解出来ないはずなので、そう思われても仕方がありません。。
私も人の話を深読みする事は時と場合で、正確に人の話を理解していないかもしれません。
人の苦労話を実感するなんて、普通はしたくないし、する必要もありませんよね。
元夫の事は好きでしたが、私は結婚に憧れていたわけではありません。
私に結婚する必要はありませんでした。
しかしちょうど法律が変わった時で、警察が不法移民を見つけたら強制送還できるようになった頃だったので、彼が街で警察に職務質問をされたら捕まってしまいます。
不法滞在者だった元夫を守る為に結婚したのです。
この人はいい人だから日本にいても害はないだろうし、好きな彼が日本に住みたいのだから、助けてあげたいと思ったのです。
私に後先考える能力はないに等しい。
もちろん楽しい時もあったし、今となってはそのキラキラした思い出だけが残っています。
膨大な嫌な事や大変な事は、いまさら事細かに話さないだけなのです。
思い返して不快な気分になりたくないのです。
これからも良い気分で生きていきたいので、
[ 元夫よ、お金を返す気がないなら、この先私の周辺に現れないで!
思い出さなない方が幸せなんです、私は!!]
と、誰か彼に伝えて下さい。
宜しくお願いしまーす。