jeanne-lully’s blog

ちょっと変わった元日本人がパリで思う事

あの大手家電量販店のダーティーの配達が来ない! さすがフランス、手抜き仕事でもクビにならない?

7月になってから冷蔵庫の調子が悪く、中が常温になっていました。

 

 暑くなってきたのに、冷蔵庫の温度を変えていなかったからだと思って、冷えるように調節しました。

 

ところが冷凍庫は冷え過ぎるのに、冷蔵庫は常温のまま。

 

一度冷蔵庫の電源を切っても変化なし。

 

 もとからアパートについている冷蔵庫なので、家主さんに連絡をしたら新しいのを買ってくれる事になりました。

 

家主さんに置き場のスペースを連絡しても、なかなかピッタリの冷蔵庫を探し出せないようで、、、

 

最近は暑いので、早く冷蔵庫が欲しかったのです。

 

 家主さんに私が買いに行きましょうか?と提案したら、そうしてくれる?

という事で、直ぐに家から一番近い家電量販店のダーティーに行きました。

 


壊れた冷蔵庫は小さな部屋に収まるだけあって、かなりの小型。

 

ピッタリサイズの冷蔵庫は、何と1つだけで、選択肢はゼロ。

 

 でも他の冷蔵庫に比べて少し高い気がしました。

 

もう一箇所、他の店に行ってみた方がいいとは思うけど、外は暑いし、この後は仕事に行かなきゃいけないし、私の出費ではないので、この冷蔵庫に決めました。

 


でもなんかスッキリしない気分で、他の店に行った方が良かったかなぁと思っていました。

 

嫌な予感って感じ。

 

 家主さんに領収書を渡すのですが、注文番号や配達日、カスタマーサービスの電話番号がそこには書いてあり、荷物が届くまで私が預かることに。

 

  猛暑予定の金曜日には間に合いませんでしたが、土曜日の配達当日、配送は8:00~13:00で、常に電話を持って家にいました。

 

ところが13時になっても電話がならなかったので、カスタマーサービスに電話をしました。

 

調べてもらうと、配達に行ったけれど私が不在の為に配達できなかったと言うのです。

 

 私は家にいたし電話も鳴らなかったと言うと、今日の配達は出来ないので違う日の配達を、明日以降に電話して決めて下さいとのこと。

 

今この場で決めてくれたらいいのに、週末だから出来ないと言われました。

 

意味が分かりません。

 

 私の携帯電話が故障しているのか不安になり、友達に電話をかけてもらいました。

 

ちゃんと機能しています。

 

 家主さんに連絡してその話をし、そのまま代金を家主さん宅に取りに行きました。

 

久しぶりに見る家主さんと会いました。

 

  [フランスだからね、他の国では起こらない事もあるよ。

それにしてもおかしな話だね。

どんどん電話して、こっちから積極的に攻めた方がいいよ。

 

最近暑いけれど、扇風機を持っていなかったら買っていいよ。

 

他にも困った事があったら直ぐに言ってね。]

 

 カスタマーサービスに家主さんから電話をして欲しいと言ったのですが、バーッと話され、私がなんとかするしかないと悟りました。

 

 しかし家主さんはかなり良い人で、面倒な事は避けたいみたいですねが、お金は直ぐに出してくれるのです。

 

 扇風機は持っているので買ってもらいませんでしたが、入居時には掃除機、カーテン、シーツ、トイレブラシなど、必要なものを買ってくれました。

 

 冷蔵庫代は立て替えた金額よりもかなり多くくれました。

 

これはきっと、配達がこなくて暑いのに更に数日間、冷蔵庫が使えないからかわいそうだと思ってくれたのかもしれません。

 

このお金のおかげで、かなり気分がハッピーになりました。

 

冷蔵庫がなくたって、アパートの外観工事中のために直射が当たらず、室内は涼しいから冷たい物がなくても大丈夫。

 

それにスーパーが近いので毎日買い物に行けばいい。

 

そうだ、ダーティーに行ったら直ぐに配達日を決めてくれるかもしれません。

 

それにお店の人にも、この配達の現状を知っておいて欲しいと思い、直ぐにダーティーに出かけました。

 

フランスのクレーム対応って、日本とは違うなぁと思います。

 

日本ならまず謝って、それから話をしっかり聞いてくれると思います。

 

私のいた10年前までの日本はそんな感じでした。

 

 今回のダーティーでは、カスタマーサービスの電話対応は、電話対応にふさわしいとは思えないキレた口調の男性スタッフ。

 

店頭では謝ってくれるどころか、カスタマーサービスに電話しろと言われました。

 

もう電話はかけたし、私の携帯電話には着信履歴がないと携帯を見せようとしたら、クレームから逃れたい様で、買った売り場で配達予約をするように言われました。

 

売り場には購入時のスタッフさんがいて話を聞いてくれました。

[ それはおかしな話だね。]

 

と同意してくれただけで、5時間を無駄にした事、もう一回配達をまたなくてはならない事、数日間好きなヨーグルトが買えない事への不満は吹き飛びました。

 

この話を友達にすると、その友達の周りに同じ経験をした人がいました。

 

バカンス時期の土曜日、早く帰宅したい運送係の気持ちは分かります。

 

しかしレーサーとして雇われたなら、配達しないでスピードを競えばいいのですが、配達係として雇われたなら物を届けるのが仕事です。

 

届けたくないなら、仕事を辞めればいいのです。

 

こういうのを雇っている会社もどうかと思います。

スタッフ管理がズサン過ぎでしょう。

 

彼らの携帯の履歴を見れば、仕事状況は分かるのです。

 

 私がクレームとして出さなければ、今後もこの会社の配達はあてになりません。

 

ウーバーみたいに、事前に配達係の顔と評価を送って欲しいです。

 

ウーバーはこういうシステムは素晴らしい。

 

 国営の郵便局でさえ、日本からの荷物は消えたり不在で返送される事があります。

 

 フランスの信用できない配送業界、改善を願います。