2度目のロックダウンで、メンタルダウン
フランスは10月30日から再びロックダウンが始まりました。
今回2度目は、最初こそ楽しんでいたものの、そろそろ精神的にきつく感じます。
昨夜、フランス2のテレビニュースで、30歳までの若者のうち58%の人たちが2度目のロックダウンの方が春よりも辛いと回答したと、アンケート結果を発表していました。
特に辛いのは家族と会えないことで、意外にもその理由が友達と会えないことではありませんでした。
学校はやっているし、前回よりも営業している業種が多いから、社会と繋がっている感じはするでしょう。
しかし11月に家族と会う行事なんてあったかなぁ?
普段からそんなに頻繁に会っているのかな?
周りにフランス人の若者がいないので、詳細が分からずちょっと不思議です。
今年の学業は例年には及ばない内容な学校もあるでしょうし、就職が近い学生さん達にとっては就職先があまりないかもしれないという不安もあるようです。
街にクリスマスのイルミネーションが準備され、いつもなら楽しい年末の集いが今年はどうなるのか。
春のロックダウンは、これから暖かくなって日が延びる時期で、引きこもっていても心は春。
今回はどんどん冬に向かうので、散歩をのんびりしても春のようなウキウキした感じはありません。
みんなロックダウンに慣れてしまったので、前回ほど連絡を取り合う事もなく、会話をする機会もなく、つまらないのです。
大掃除、部屋の模様替えなど既に終わってしまい、まだマスクの材料があるので作成しているものの、同じ物ばかり作ったって面白いワケがありません。
こんな時にセールのお知らせがメールで来ると、うっかりホームページをチェックしてしまい、真剣に品定めしている自分。
すでに3回もネットで買い物をしました。
オーダーする時と、届いた瞬間の2度楽しい。
今年は旅行も諦めたから、その分を家で今楽しんでもいいですよね。
お一人様時間が大好きな私でさえ、こんなストレスを感じているのだから、フランス人には耐えられるハズはない。
希望はせめて100km以内の外出を許してほしいのです。
そしたらセーヌ川付近やモンマルトルあたりに散歩に行かれるし、友達にも会える。
いっぱい作ったマスクを渡したいなぁ。
25日にマクロン大統領の今後についての会見があるそうなので、しっかりチェックしないと。