jeanne-lully’s blog

ちょっと変わった元日本人がパリで思う事

外出制限中の年末、人生初のクルシミマスのクリスマス

パリの街はクリスマス一色に彩られ、クリスマスのイルミネーションも始まりました。

 

スーパーにはシャンパン、フォアグラ、クリスマスのお菓子などが大量に並べられ、楽しき年末のムードが漂っております。

 

いつもならこの時間、歩いているだけで気分は最高なんですけどねー😢

 

 今も緩和されたとは言え、まだ外出制限が続いており、自宅から20キロメートル圏内の移動、最高3時間までしか認められていません。

 

春のロックダウンと違って寒いから、出かける気にはならないけどね。

 

学校や会社等は動いているものの、友達の家や家族の家へ行ってはいけないと言うことになっています。

 

 12月15日からは日中の移動が自由になります。

しかし今度は夜間の外出が禁止され、21時から朝の7時までは特別な事情がない限り外出することができません。

 

それでもクリスマスの24日と大晦日の31日の夜は外出することができます。

2020年の自由はこの2日だけ!

 

そして12月15日からは日中の旅行が可能になりクリスマス会なども開くことができます。

 

フランスから出るためには72時間以内のPCR検査陰性証明を持参しなくてはなりません。

 

さて、周りには日本に旅立った人もいるし、年末年始を自宅以外で過ごす人も多くいるでしょう。

 

いいなぁ、行くところがあって❗️

 

私もどこかへ旅に出た〜い❗️

 

旅行に行く人が羨ましくて仕方がありません。

 

 今年は小旅行をたくさんしようと春から夏にかけて予約していた旅行が全てキャンセルになり、旅行に飢えているのです。

 

そして真剣に旅行先を考えてみるのですが、今この時期に、風邪をひくリスクと、感染リスクを背負ってまで本当に旅行がしたいのか考えてみると、今ではなくて良い気がします。

 

それにフランス国内のレストランは、持ち帰りしかやっていません。

来年の1月20日くらいまではレストランで食事は無理。

 

国境を越えるとなると、行き先の情報を調べるのもいつも以上に面倒です。

 

何よりPCR検査を受けるのはイヤ!

 

 結局はパリで過ごすのが楽という結論に落ち着くのです。

もう旅立つ人を羨むのは止めよう。

 

 だからといってパリにいても、友達と会うのを躊躇してしまいます。

 

もしも会った後に、どちらかが感染発覚してしまったらどうしようと、少しは不安がよぎるのです。

 

パリの冬って、フランス人にとって暗く長く耐えがたいもの。

 

今年は私も共感できるー!

 

今年は人と関われないから、心が暗くなってしまいそうです。

 

 若い子達が夜に、街の一角に集まって話していることがあります。

 

外から声が聞こえてくる時に、いつもなら

[うるさいなぁ]と思うのに、

今は微笑ましい気持ちになるのです。

 

良かったねぇ😊

束の間でも好きな仲間と楽しく過ごせたら、この厳しい冬を病まずに乗り切れるかもしれません。

 

春のロックダウンよりも人と話したくなって、ついつい長電話をしています。

国際通話が無料でできるLine に感謝。

 

春より辛い、ロックダウンの修行はまだまだ続きます。