開封におおらかなフランス🇫🇷
先日久しぶりに封筒がアパートの部屋に投げ込んでありました。
管理人さんが各部屋に郵便物を入れてくれるのです。
ハサミで端を丁寧に切って中を見ると、自分の銀行ではないカードが入っていました😱
宛先を確認してみると、住所は同じだけど違う日本人の名前でした。
引越してきた頃は前に住んでいた人の郵便物が届くかも知れないと思って名前を必ず確認していたけど、さすがに数年経ったので自分の部屋には自分宛のものしか届くはずはないと信じていたのです。
それにしても、人の銀行カードの入った封筒を開封してしまうとは、、、やばくない?
このアパートに日本人いたっけ?
いない気がするけどな。
とにかく管理人さんに返しに行こう!
封筒を持って管理人さんに会いに行くと、エントランスで井戸端会議中でした。
事情を説明すると、[ 大丈夫よ、大した事じゃないわ]
と、そこに居合わせた全員が穏やかに見送ってくれました。
フランスのクレジットカードは自宅に届いた後、銀行のATMでお金を引き出す事でカードが使えるようになります。
なので私が開封しても暗証番号を知らなければ使えないのです。
とりあえず一安心。
開封でビックリといえば薬局に行った時のことですが、化粧品の香りについて聞いたところ、なんと開封して香りを嗅がせてくれました。
フランスの化粧品の多くは蓋の内側にシールがついていないので、開封しても分からないのです。
自分が開けた商品に当たったら嫌だなぁと思うので、私は絶対に開封しません。
しかし購入する時は箱をよく見て、開けた形跡がないものを選んでいます。
バゲットはむき出しだし、バターなんて紙に包んだだけのものがスーパーに並んでいて、よく事件が起こらないなぁと思ってみています。
おおらかでいいんだか、どうなんだか、、、