jeanne-lully’s blog

ちょっと変わった元日本人がパリで思う事

フランスが嫌いなの?

 初めまして、リュリです。

フランスを愛してやまないソロ女です。

 

 黄色いベスト運動が真横を通り過ぎようが、通勤路でテロがおころうが、キャー怖い😱 とは思いません。

 

 そんなことくらいで嫌になれない、モノすっごい魅力を私は感じているから。

 

 フランスオタクぶりを発揮して、フランスについて私が話しをすると、[ なんでそんなにフランスが好きになれるの?] と不思議がられる事がある。

 

 えーっ、みんなはそんなにフランスを愛していないの??? と驚いた。

 

 ある日系企業にお勤めの人は[ フランスでの仕事は、思うように進まない。バカンス時期は特にそう。担当者がいませんで済まされてしまう事もある。]

 

 なるほどね〜。日本の本社が予定している通りに物事を進めなければならない立場で、フランスの現地スタッフを動かすのは大変そう。

 

 でもさ、夏に3週間くらい夏休みが取れるんだよ! しかも毎年!

 

 他の国に住んだ事がある人は、[ フランスは不便 ] だと言う。

 

 だいぶ世の中が変わってきているとはいえ、今だに日曜日に営業しない店は多い。

 レストランだって観光地を除けば、選択肢は平日よりもグッと狭まる。

 

 働く側としては、日曜日が休みで家族と過ごす時間を持てたり、友達と会うのが簡単。

 それに街は静かで、ゆったりした気分の休日を過ごせる。

 

コンビニも100均の店もない。

 

 まあ、あれば便利だけど無くても困った事がないけど......

物を大切にするようにはなったかな。

 

 そして、これが一番面倒な [ 滞在許可証の申請、更新 ]である。この外国人用IDカードがないと住む事はできない。

身分によって6ヶ月から10年と、更新期間は様々。

 

 この申請の為に書類をいろいろ集めて、リストにあるもの全てを提出しているのに、担当者によってはリスト以外の書類を要求してくることがある。

 

 初めての時はかなり緊張したが、必要な書類や要求されそうな書類も予想がつくから、慣れてしまえば恒例行事になる。

 

 ちなみにフランス人もIDカードを所持している。こちらは15年ごとの更新で、申請時に提出する書類はごくわずか。

 

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 ようは、フランス人でも思う [ ここが改善されたらいいのに!] ということと、[ 日本人だから感じる日本と比べての不便さ ] 、この2つを同時に感じるのだ。

 

 フランスはこういう国だから、と割り切って考えられないと、フランスの良さよりも不便さばかりを強く感じてしまうのかもしれない。

 

 住人の実感としてフランスがいいなぁと思えるか、一番関係してくるのは [ フランス語力 ] だろう。

 

 私は日常生活をなんとかこなすくらいの語学力だが、ソロ女生活でここ最近は困った事が起こらなくなった。

 街中では見知らぬ人とのふれあいが楽しいと思える。

 

人と関わっている、という感覚が一人じゃないという安心となる。

 

 自分でフランスに渡って来た日本人の知り合いで、しっかりこちらに根をはって生活している人たちも多い。

 

 その人達に、一生フランスに住むか聞いてみた事がある。

 

 現役で働いている人は、日本に帰る可能性を何パーセントかは残している。

 

 理由は、家族がいるから、生まれ育った故郷で老後を過ごしたいから、この先日本でビジネスがしたいからetc.....

 

 フランスが嫌いで帰るかもしれないと言うよりは、目的があったり、安心して生活したいから日本に帰る可能性があるということ。

 

 しかし今まで出会った日本人で、[ 私、一生フランスに住みたい❗️] と言ってるのを聞いた事がない。

先の事は分からないから、今は決められないという事か。

 

 でも私は [ 一生フランスに住む‼︎ ]と決めている。

 

むしろ、この先日本に遊びに行くことが何回もあるのだろうか?と思っている。

 

 だって、フランスから離れたくないもん。

 

 こんなフランスオタクですが、今後ともよろしくお願いします。