一か月半ぶりにルーブル美術館辺りまで行ってきました。
なんかいつものオペラ大通りと様子が変わっている気がしました。
クリスマス前なのに、いつものように海外からの観光客がいるのかいないのか、歩きやすい人混みのなさ。
オペラ駅からルーブル美術館へ向かう大通りの所々、テナントが撤退しているところとこれから撤退するところが目立ちました。
三月中旬のロックダウンから、ろくに観光客が来ていないのですからキツいですね。
また、クリスマスシーズンにもかかわらずパリの中心地はビルの外観工事があちこちで行われています。
街の美観のために、法律で定期的にやる事が義務になっているのです。
2024年はパリ オリンピックですから、観光客のほとんどいない今、外観工事には丁度いいタイミング。
ちなみに私の住むアパートも、今年の1月から今月上旬までやってましたよ。
ロックダウン中に外が見えなくて、かなりストレスになりました。
さてクリスマス恒例のデパートのディスプレイです。
曲に合わせて動く人形の前に、子どもも大人も立ち止まってしまいます。
こちらはプランタンデパートのディスプレイです。
プランタン入り口
ギャラリーラファイエット内のツリー
プランタン内のツリー
ピンクのミニーちゃんはプランタンのメゾン館にいました。
無事、今年もクリスマスがやって来そうです。
フランス生活の自由はクリスマスだけ、年越しはお一人様
フランスのロックダウンはすこし緩和され、同時に寒くもなり、新規感染者数が目標値まで下がっていません。
当初1日に1時間、自宅から1キロの移動を許された外出制限は、現在一日3時間、20Kmまで可能になりました。
昨日は久しぶりにオペラ界隈まで行き、デパートに入ると、クリスマス商戦中ですね。
観光客がいないから通常よりは空いていますが、それでもあちこちで蜜でした。
レストランやカフェでの飲食が出来ないので、街中での食事風景が見られない事と、劇場や美術館が閉まっている以外は、ロックダウン前と変わった気がしない、そんな感じです。
前回のフランス政府の発表では、このまま順調にいけばクリスマスの24日と大晦日は一日中制限解除できるかもしれないと言われていました。
が、昨夜の発表では、15日からは夜間20時から翌朝6時の夜間外出制限になるそう。
そして24日は制限解除になりますが、大晦日はならない事に。
確かにクリスマスは室内で食事をするから、おとな6人までという決まりを守って、間隔を開けて着席し、換気をこまめにして防げるかもしれません。
しかし大晦日がもしも外出制限解除になったら、0時に外で人が集まってしまう可能性がゼロではありません。
室内だとしても、普段(誕生日や大晦日など)から部屋をクラブ代わりにして仲間うちで踊っている人達もいるのですから、大晦日は室内が蜜になりやすいかもしれません。
昨年はシャンゼリゼ通りの年越しイベントに行って盛り上がったから、また行きたいと思っていたのに、、、
今年はせめて仲間うちで集まって祝う予定でしたが、どうしましょう。
オンライン年越しでもやるかな?
外出制限中の年末、人生初のクルシミマスのクリスマス
パリの街はクリスマス一色に彩られ、クリスマスのイルミネーションも始まりました。
スーパーにはシャンパン、フォアグラ、クリスマスのお菓子などが大量に並べられ、楽しき年末のムードが漂っております。
いつもならこの時間、歩いているだけで気分は最高なんですけどねー😢
今も緩和されたとは言え、まだ外出制限が続いており、自宅から20キロメートル圏内の移動、最高3時間までしか認められていません。
春のロックダウンと違って寒いから、出かける気にはならないけどね。
学校や会社等は動いているものの、友達の家や家族の家へ行ってはいけないと言うことになっています。
12月15日からは日中の移動が自由になります。
しかし今度は夜間の外出が禁止され、21時から朝の7時までは特別な事情がない限り外出することができません。
それでもクリスマスの24日と大晦日の31日の夜は外出することができます。
2020年の自由はこの2日だけ!
そして12月15日からは日中の旅行が可能になりクリスマス会なども開くことができます。
フランスから出るためには72時間以内のPCR検査陰性証明を持参しなくてはなりません。
さて、周りには日本に旅立った人もいるし、年末年始を自宅以外で過ごす人も多くいるでしょう。
いいなぁ、行くところがあって❗️
私もどこかへ旅に出た〜い❗️
旅行に行く人が羨ましくて仕方がありません。
今年は小旅行をたくさんしようと春から夏にかけて予約していた旅行が全てキャンセルになり、旅行に飢えているのです。
そして真剣に旅行先を考えてみるのですが、今この時期に、風邪をひくリスクと、感染リスクを背負ってまで本当に旅行がしたいのか考えてみると、今ではなくて良い気がします。
それにフランス国内のレストランは、持ち帰りしかやっていません。
来年の1月20日くらいまではレストランで食事は無理。
国境を越えるとなると、行き先の情報を調べるのもいつも以上に面倒です。
何よりPCR検査を受けるのはイヤ!
結局はパリで過ごすのが楽という結論に落ち着くのです。
もう旅立つ人を羨むのは止めよう。
だからといってパリにいても、友達と会うのを躊躇してしまいます。
もしも会った後に、どちらかが感染発覚してしまったらどうしようと、少しは不安がよぎるのです。
パリの冬って、フランス人にとって暗く長く耐えがたいもの。
今年は私も共感できるー!
今年は人と関われないから、心が暗くなってしまいそうです。
若い子達が夜に、街の一角に集まって話していることがあります。
外から声が聞こえてくる時に、いつもなら
[うるさいなぁ]と思うのに、
今は微笑ましい気持ちになるのです。
良かったねぇ😊
束の間でも好きな仲間と楽しく過ごせたら、この厳しい冬を病まずに乗り切れるかもしれません。
春のロックダウンよりも人と話したくなって、ついつい長電話をしています。
国際通話が無料でできるLine に感謝。
春より辛い、ロックダウンの修行はまだまだ続きます。
2度目のロックダウンで、メンタルダウン
フランスは10月30日から再びロックダウンが始まりました。
今回2度目は、最初こそ楽しんでいたものの、そろそろ精神的にきつく感じます。
昨夜、フランス2のテレビニュースで、30歳までの若者のうち58%の人たちが2度目のロックダウンの方が春よりも辛いと回答したと、アンケート結果を発表していました。
特に辛いのは家族と会えないことで、意外にもその理由が友達と会えないことではありませんでした。
学校はやっているし、前回よりも営業している業種が多いから、社会と繋がっている感じはするでしょう。
しかし11月に家族と会う行事なんてあったかなぁ?
普段からそんなに頻繁に会っているのかな?
周りにフランス人の若者がいないので、詳細が分からずちょっと不思議です。
今年の学業は例年には及ばない内容な学校もあるでしょうし、就職が近い学生さん達にとっては就職先があまりないかもしれないという不安もあるようです。
街にクリスマスのイルミネーションが準備され、いつもなら楽しい年末の集いが今年はどうなるのか。
春のロックダウンは、これから暖かくなって日が延びる時期で、引きこもっていても心は春。
今回はどんどん冬に向かうので、散歩をのんびりしても春のようなウキウキした感じはありません。
みんなロックダウンに慣れてしまったので、前回ほど連絡を取り合う事もなく、会話をする機会もなく、つまらないのです。
大掃除、部屋の模様替えなど既に終わってしまい、まだマスクの材料があるので作成しているものの、同じ物ばかり作ったって面白いワケがありません。
こんな時にセールのお知らせがメールで来ると、うっかりホームページをチェックしてしまい、真剣に品定めしている自分。
すでに3回もネットで買い物をしました。
オーダーする時と、届いた瞬間の2度楽しい。
今年は旅行も諦めたから、その分を家で今楽しんでもいいですよね。
お一人様時間が大好きな私でさえ、こんなストレスを感じているのだから、フランス人には耐えられるハズはない。
希望はせめて100km以内の外出を許してほしいのです。
そしたらセーヌ川付近やモンマルトルあたりに散歩に行かれるし、友達にも会える。
いっぱい作ったマスクを渡したいなぁ。
25日にマクロン大統領の今後についての会見があるそうなので、しっかりチェックしないと。
部屋の中が虹だらけ
パリにて、2度目のロックダウン中につき家に引きこもっております。
今回は前回と違って、やっと昨日外観工事が全て終了し、11ヵ月ぶりに外の景色が見えるようになりました。
人生でこんなに長く暗い部屋で過ごした事はありません。
もう勘弁してほしいです。
11月上旬あたりから幕が剥がされ、部屋に光が入るようになってきた時、こんなに外は輝いていたのかと感動しました。
そこで11ヵ月のストレスを埋めるかのように、どうしたら部屋の中がもっと明るくなるのかと、もっと楽しくなるのかとずっと考えていました。
ふと思い出したのです。
クリスタルに太陽が当たると、部屋の中に小さな虹の粒がたくさん揺らめき、キラキラするオブジェがあるはずだと。
以前見たことがあるのですこのオブジェ。
しかし何と言う名前か全く判りません。
日本のアマゾンで調べていたら、サンキャッチャーと言う名前だとわかりました。
太陽を掴むかぁ。
早速フランス語に直して、フランスのアマゾンで調べてみると、日本ほど立派なものは見当たりませんが、似たようなものは存在していました。
とりあえず1つ注文してみました。
安かったのでスワロフスキーであるはずはなく、プラスチック製ですが部屋の中がキラキラしました。
虹の粒がいっぱい、ゆらゆら光ってます。
余談ですがミニマリストの私でも、生活を楽しくしてくれるものには弱く、財布の紐全開。
ついでにマスク用のゴムまで注文してしまいました。
一年は要らないくらいマスクを作ったのに、余り布で更に作る気でいるんです。
ヒマですからね。
曇っていると虹は出ないのですが、窓を見るとサン キャッチャー自身がキラキラしていて、明るい気分になります。
お部屋のジュエリー最高です。
素敵な気分でロックダウンを乗り切れそうです。
夜になると聞こえてくる咳、一体だれ?
パリは外出制限になって二週間経ちました。
1週間ほど前くらいから、暗くなると咳の音がたびたび聞こえてきます。
始めは咳をする通行人が増えてきたのかと思い、ウィルスが身近に迫ってきている危機感を抱きました。
そのうち咳の時間が長くなり、これは近所の人だと思い始めました。
ある夜、下までゴミを捨てに行った時に咳の主を発見しました。
1か月前から、外観工事中の我がアパート( 日本でいうマンション)の入り口に住み始めたムッシュー(この場合はおじさん)から、咳が聞こえてきたのです。
外出制限中とはいえ野外暮らしで、マスクもしておらず、ウィルス感染のリスクは高いのでは?
しかも夜は気温10度を下回る寒さ。
いくら布団をかけても寒いと思うのです。
大丈夫かな、ムッシューと心配になった翌日、彼を見かける事はありませんでした。
いつもの場所に、彼の荷物は何も残っていませんでした。
どうしたんだろう?
入院したのかな?
その次の日、彼はいつものように戻ってきました。
いやー、心配したわ。
そう言えば、ムッシューが日中に出かける時は、所持品全て持っていくのでした。
よく街中に布団を置いたままいなくなる人とは違い、出来る男なのです。
一時は咳が酷かったけれど、もう軽い咳しかしていません。
ウィルスか風邪か分からないけれど、とりあえず治ってきている様子。
それにしても、強い身体してるなぁと感心してしまいます。
まあガッシリした体型ではありますが。
室内温度22度でも肌寒く感じる私とは大違い。
このままムッシューの風邪が完治するよう、祈っている今日この頃なのです。
パリ、雨の日曜日
前回のロックダウンから手芸にはまってしまいました。
要らない服をそのまま捨てる気になれず、いろいろリメイクしていました。
今回のロックダウンでも時間が出来たのをいい事に、一日中縫い物をしていると体のあちこちが怠い。
まあ雨だから、家でやる事があって良いのですが、それにしても引きこもり過ぎ。
夕方雨が止んでいたので、ちょっと身体を動かさなくてはと思いたって、近所を徘徊しに行くことにしました。
5時ぐらいにはだいぶ日が落ちて、景色を楽しみにはギリギリの時間。
これを逃すと真っ暗の中を歩く羽目に。
街中なので店の照明は点灯しているとはいえ、一本路地を入ると暗い。
おまけに暗い中では視力がかなり下がるのです。
今日もピンク色した空が綺麗です。
そしてパン屋さんの前に出来た行列に釣られて、うっかり財布のヒモが緩んでしまいました。
仕方ない、日曜日だもん。
休みの日の一食は外食したいのです。
ロックダウン中で毎日休みなのに、日曜日はなぜか意識してしまうんですよね。
明日から新しい週が始まる!
お花屋さんのディスプレイがキラキラしていました。