jeanne-lully’s blog

ちょっと変わった元日本人がパリで思う事

ヤバイ、女性ホルモンの減少か?

 ここ数年、男性をみてもときめかなくなってしまったリュリです。

 

俳優さんやタレントさんにさえも

[ 素敵な人だなぁ 💕]

みたいな小さな恋心さえ湧いてこない。

 

 

 それでも日常生活に差し支えないし、困った事もなかったから気にしていなかった。

 

 周りに素敵な男性がいない訳ではない。

 

私の目から見ると、男性としてと言うよりも人として素敵なのだ。

 

マズイ!
私には恋する力がもう残っていないのか?


そういえばラフな服を着ることが多くなった。

 

一応化粧はしているが、ここ一年メイク用品を買っていない。

 

清潔でキチンと見えていればいいやと、外出時でも女性らしい服の出番が減った。

 

結果、女性と言う性別を超えてヒューマン(人間)として生きているのかと、改めて自分を観察した。

 

 

世間はこのような人の事を

[ 女を捨てた人 ]

と形容しているらしい。

 

 いやいや、私が捨てたのは男である。

正確に言えば、自分の為にならない男だ。

 

だから女を捨てたというのは間違いだ。

 

むしろ女性らしくあり続けたいと切に願っている。

 

ここで1つだけ諦められない事がある。

 

それは恋する女性の持つ憂いというか、[ 色気 ] が出せないのである。

 

そんなの無くても構わないという人もいるだろう。

 

価値観は人それぞれ、好きな事に時間とお金を費やせば良い。

 

ただ、私としては女性としてせっかく生まれて来たのに、男性風な外見になっていくのが惜しいのだ。

 

まあユニセックスという表現で似合う世代であれば良いのだが......

 

ユニセックスというのは青春期の若者のことだろう。

 

赤ちゃんやお年を召した方の中には、男女の区別がつかない場合があるが、そういう人をユニセックスとは言わない。

 

 

今の私の最大のテーマ、[ 色気 ]は人間の持つ特権ではないだろうか?


           女性には華がある。

 

 孔雀やライオンなら雄のほうが華やかでいいかもしれない。

 

しかし、残念だが私は人間である。

 

では、私が失った[ 色気 ]の正体とは何だろう❓

 

 

それは女性ホルモンの影響で現れる効果。

 

一生のうちに出る量は耳かき一杯程度。

 

女性ホルモンは、恋をしたり大豆食品を食べるとより活性化させる事ができる。


私は毎日ダイズヨーグルトを食べ豆腐も爆食いしているのに、彼とラブラブな年上の女性の方が色気が出てるのを目の当たりにした。

 

 

この女性の半年前を知っているが、こんなに色っぽい印象ではなかったのだ。

 

            恐るべし感情の力

 

 

 食事をコントロールするのは得意だが、恋心は自然に発生した感情であり、自ら作り出せる感情なのか疑問である。


悔しいが、出ないし、出せない。

 


 

このテーマを引きずって生活していたある日、髪を切ってもらいながら美容師さんとの会話でピンときた。

 

 

ショートヘアでもフェミニンな感じは出せるという。

 

 

ようは艶を髪にだして、流したりすると、女性らしくなるそうだ。

 


それなら顔はメイクで艶を出せば良いではないか。

 

しばらく使っていなかったグロスやハイライトなどを加えてみると、まあなんとか行けそうな感じだ。

 

もう一つ忘れていた事を思い出した。

 

         それは美の探求心である。

 

 

 美容師さんに頼んで、あえて指摘してもらったのだが、リップの色が私の雰囲気とあっていないらしい。

 

 

 確かにリップを購入したのは一年前で、いまとは髪型も雰囲気も変わっている。


一年たてば色の流行も多少は変わる。

 

 以前ならそんな違いにも敏感に気付けて、リップ2色使いやグロスで色を調整していた。

 

 

 しかし、現在はリップ単色使いで、購入時に似合っていた色をまだ大丈夫だと信じて使い続けている。

 

 こんなちょっとした事の積み重ねが美意識として現れるのを百も承知していた元美容のプロだったのに、私も堕落したものだ。

 


髪を切った帰り、早速リップを一本購入した。

 

 

 帰宅後はアイメイクを研究し始めた。

 

 

そうだ!

こういった美への追求が結果を作りだしていたのだ。

 

 

まとめると、

 

           美の探求心+ 艶 = 色気

 

こんな結論に至った。

 

 

 自力で色気が出せなくなった今、他に使える手は全て使って取り戻すしかない。

 

人工物の色気でも、ないよりはマシなのだ。

 

 

 こうして2019年、絶滅の危機を迎えていた美意識の復興がようやく始まった。