jeanne-lully’s blog

ちょっと変わった元日本人がパリで思う事

バカンス前に済ませておく事

 7月、8月はバカンスシーズンになるフランス。

そろそろバカンスをどう過ごすか話題になり始めます。

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このバカンスシーズンはちょっと困った事があるのです。

フランス社会の動きが鈍くなる、つまり担当不在で申請している事が進まないとか、担当医師がひと月不在になる事も珍しくなく、薬の処方箋は早めにもらっておかないとバカンス中に困る事になります。

 

 過去に、7月に膝を痛めた事があり、薬局に行って近所の病院リストをもらい、良さそうな名前の先生に電話をかけました。

 

ところがバカンスだったようで、留守番電話が折り返しかけなおすと言って、いまだに電話はかかってきません。

 

ここで現実を知りました。

バカンスシーズンは医師がいるだけでラッキー。選んでる場合じゃない!

 

とにかくリストの上から電話をかけて、繋がったところが、当日の午後に診察をしてくれる事になりました。

 

 診察が無事に済むと、1週間のドクターストップを言い渡され仕事を休む事になってしまいました。

 

薬やギブスの処方箋を渡され、おまけにキネ( マッサージや接骨院的な専門医)とレントゲン科に行くようにと処方箋がもう一枚出されました。

 

 家に帰って病院リストを取り出し、痛くて歩くのが大変な足でも大丈夫なくらい近くのキネに絞り込み、上から順番に電話をかけました。

 

やはりバカンスシーズン。

なかなか繋がりません。

ようやく繋がったキネの予約は2日後。

その後に仕事復帰してもしばらくは通っていました。

とにかく営業しているキネがあって助かりました。

 

ちなみにレントゲンは、すぐに撮影してくれるところがみつかりました。

 

 いつも飲んでいる薬があるならば、そろそろ医師に診察予約の電話をする季節。

 

いろいろな医者の予約を取ってきましたが、先生によってはひと月待ちなんてよくある話。

 

 昨日、眼科の予約をしようとインターネットで調べていたら、早くて6月上旬、遅い先生だと7月上旬からの予約受付になっていました。

 

いつも飲んでいる薬に処方箋が必要ならば、バカンス中に薬がなくなっても困らないように、早めに診察予約を取りましょう。

 

バカンス中はケガや病気には気をつけて、いつも以上に健康管理を。

 

 

 それと担当美容師さんのバカンス情報を入手して、バカンス前とバカンス後の予約を入れておくのも忘れてはいけません。

 

人気の美容師さんは沢山の顧客を抱えているので、直前に予約を取ろうとしても希望日に予約できるかは分かりません。

 

 バカンス中に引越しするならば、もう引越し業者を決めておいて損はありません。

 

 直前になってから業者を選ぼうと思っても、引き受けてくれる業者は限られてしまうし、値段は業者さんのいい値になってしまいます。

競合がいないのですから、向こうは強気なバカンス価格を提示してくるでしょう。

 

 とにかくバカンス中に物事が上手く運ぶはずはありません。

フランス社会は止まってしまうのです。