jeanne-lully’s blog

ちょっと変わった元日本人がパリで思う事

3月10日、ポルトガルのポルトで一泊しました

  隣国のイタリアで街を封鎖して大変な事になっていたので、出発前はポルトガルの状況を毎日確認していました。

 

 ポルトガルに関してはそれほど危険だという情報がなく、むしろ今住んでいるフランスの方が危険だという結論に達しました。

 

 飛行機が欠航になっていないのだから行きましょう。

 

 一枚だけ持っていたマスクとうがい薬を持参して、いざシャルル ド ゴール空港へ。

 

 人がいなくて閑散としているのかと思ったら、easyJet のカウンターがある2Dはそれなりに人がいました。

 

その中に日本人の卒業旅行らしき人たちがパラパラいました。

 

 空港に到着してからマスクを着用し、警戒モードに。

 

アジア人以外でマスクをしている人達を観察していると、咳をしていたりします。

 

防御だけのためにマスクをしてる人は、どのくらいいるのでしょう?

 

このガチで風邪のヨーロピアンと一緒にされてはたまりません。

 

が、マスクをした時に注目されているという視線を感じました。

 

 さて、一応イタリア行きはどうなっているのか確認。

f:id:jeanne-lully:20200312112210j:image

 


大半は事前に運休が決定していた事は知っていましたが、ひとつだけあったミラノ行きが全て欠航になってました。

 

それ以外の当日欠航便はナシ。

 

 そして私の乗った便は9割埋まってました。

 

 空港内の飲食店や搭乗時に航空券を確認する人達は、使い捨て手袋を着用していましたが、マスクはしていませんでした。

 

 ちなみにポルトの空港では、使い捨て手袋さえしていません。

 

 今回、往復両方とも機内販売品が20%引きで、これは初めての経験です。

 

 ポルトに到着後、電車に30分乗って中心地へ移動しました。

 

そこそこ乗客はいて、観光客が来ている感じがします。

 

 私の今回は飲食目的なので、観光は二の次。

 

ホテルに荷物を置き、16時に遅い昼御飯を食べに コンガ という定食屋に向かいます。

 

ここはビファーナという豚肉の薄切りしたものを少しピリ辛に味付けしたサンドが有名で、ひとつ2.30€。

f:id:jeanne-lully:20200312112254j:image

 

小さいので隣のテーブルの地元男性は2個頼んでました。

 

それとポルトでよくあるキャベツとジャガイモのスープをいただきました。

f:id:jeanne-lully:20200312112330j:image
f:id:jeanne-lully:20200312112326j:image

 

この後、市場の中にポルト酒を飲みに。

f:id:jeanne-lully:20200312113106j:image


せっかくたくさんのワイナリーがあって見学や試飲ができるのですが、日本語の説明がなさそうだし、作り方に興味はないし、時間を取られたくないし、年代物のポルト酒を飲んでみたかっただけなので、安く飲めると噂の市場に行ったのです。

 

 30年物のポルト酒を飲んでみましたが、いつもポルト酒を飲んでいるワケでもなく、ここで飲み比べをしたわけでもないので、どうなのかはコメント出来ませんが、甘く深い味わいで私の好みに間違いはありません。

f:id:jeanne-lully:20200312112357j:image
f:id:jeanne-lully:20200312112401j:image

 


 20~30ccくらいの量でしたが、すぐにほろ酔いになり、ご機嫌でポルトの絶景を目指します。

 

 が、酔っていると地図を真剣に見つめられず、気分的にどうでも良くなり、観光客の全くいない町はずれにいて、そこで地元の人しかいないパン屋兼カフェで、ロールケーキを買って食べ歩き。

 

1.20€でありえない安さ。

しかも美味しい!

観光地を少し離れると物価は変わります。

ちなみに街中では、ひとつ1.50€でもっと小さかったです。

f:id:jeanne-lully:20200312112421j:image

これは翌日食べた1.50€の街中のカフェのもの

 

いつまでもこの辺を歩いていても、メジャーな場所にたどり着けません。

 

しっかり地図を見よう!

さて観光地に到着です。

f:id:jeanne-lully:20200312113831j:image
f:id:jeanne-lully:20200312113827j:image

 

 この旅で唯一乗りたいと思ったのは、遊覧船でも路面電車でもなくこれ。

f:id:jeanne-lully:20200312112702j:image

 

夕日を浴びながら川の横を下りました。

 

この街は魔女の宅急便のモデルになったみたいです。

f:id:jeanne-lully:20200312112611j:image
f:id:jeanne-lully:20200312112615j:image

 

対岸のカイス ダ リベイラというレストランエリアに渡ろうと歩いていたら、オルガンの音がしてきました。

 

入ってみたら、壁には本、天井にはシャンデリア。

f:id:jeanne-lully:20200312112754j:image
f:id:jeanne-lully:20200312112757j:image

 

売っていたのはコロッケ?

f:id:jeanne-lully:20200312113244j:image

 

しかしお腹は空いていないし、夕食は食べたい物が他にあるので見学だけに。

 

 19:30 にカイス ダ リベイラのレストランバーに入って、ポルトガルでメジャー?な炭酸入りワインを飲んでみました。

 

フランスだとシャンパンがありますが、私が飲んだのは泡が弱めでした。

 

とりあえず飲んでみたかっただけなので、試せて満足しました。

f:id:jeanne-lully:20200312113014j:image
f:id:jeanne-lully:20200312113011j:image

バーを出ると夜景に変わっていました。

 

 21時くらいから夕食に行こうとあれこれ悩みながら、通りすがりのレストランでメニューチェック。

 

タコが名物らしいのですが大きなタコを食べる気にならず、食べたいイワシの塩焼きを探してもフライだったりして。

なかなか食べたい物を探すのは大変。

 

そうだ、フランセジーニャというホットサンドを試してみよう!

 

このB級グルメはあちこちにあるので、こだわらなければすぐに見つかります。

 

食パンにハム、ソーセージ、肉を挟んで上にはチーズを乗せて焼き、ソースをひいた皿に盛りつけてあります。

それにポテトフライを一緒に食べるようです。

 

これ、フランスのクロックマダムをヘビーにした感じ?

 

私は卵の乗ったフランセジーニャをオーダーし、ポテトはつけませんでした。

 

これだけだと野菜不足になると思ってサラダもオーダー。

f:id:jeanne-lully:20200312112837j:image

 

スッゴくボリュームがあるのに、ペロリと食べてしまいました。

 

さすがに健康のためデザートはやめて、世界一美しいと噂のマクドナルドで食後のお茶をいただきました。

f:id:jeanne-lully:20200312112924j:image
f:id:jeanne-lully:20200312112920j:image
f:id:jeanne-lully:20200312112928j:image

 


御当地グルメと美しい景色に大満足な1日でした。