日本人にはまだ分からない! 外出制限のための正しい備蓄品の選び方
備蓄について騒がれていますけれど、なんで皆さまはインスタント食品をまとめ買いするのですか?
日頃から。毎日欠かさず召し上がっているくらい好きならば仕方がありません。
感染防止対策の為に外出しないように備蓄するのであれば、何でそんな物を買うのか意味不明です。
地震国に住む日本人は、備蓄というと条件反射的に防災用品を思い浮かべてしまうのでしょうか。
外出できないだけで、電気やガスなどは正常に動いています。
フランスの場合は近くのスーパーに買い物に行く事は可能です。
特にこだわらなければ、食品に困る事はありません。
だから、焦って食品のまとめ買いをする必要は無いのです。
もしも備蓄するなら、自分が感染して出かけられなくなった事を想定した分、そんなくらいで良いのでは?
そういう体調の時に食べられる物を備蓄しておくのはオススメです。
実際に外出制限が出てしまうと、 こだわりのある食品を、わざわざ遠い所に乗り物を使って買いにいくのは、警察に見つかった時にどう判断されるかは不明なのでリスクがあります。
パリでの日本の食品は、品質にこだわるなら専門店に行かなくては買えません。
既に閉店している店もあり、入手困難です。
しかし日本にいる人はこういう心配は要らないでしょう。
外出制限が2週間過ぎた今、買っておくべきは、いつも食べたり飲んだりしている日持ちする海外食品や嗜好品だと実感します。
例えばデパートで買っているお気に入りの、ジャム、バター、ワイン、高級チョコレート、クッキー、高級せんべい、高級羊羹など、
家の近くのスーパーでは買えない物。
想像してみて!
フランスは一か月間もレストランに行けず、近所のスーパーかパン屋さんにしか買い物に行く事ができず、買える食品は限られて、ずっと家の中にいるのですよ。
毎日の生活の中に、どんな楽しみが残っていますか?
食は人を手取り早く幸せにしてくれます。
だから食事や間食が楽しみになる人は多いと思うのです。
それに、食事はいい時間潰しにもなるのです。
いつもは自由にしている外出。
外出できないストレスって、慣れるまでは相当なものです。
雨ならまだしも、天気の良い日ならなおさらです。
そんなやるせない気分の時に、インスタント食品をさっさと食べて、何の気晴らしになるのでしょうか。
新作で楽しみにしていたインスタント食品なら別ですけど。
余るほど時間もあるのだから、インスタント食品を使って時間節約する意味もありません。
それに免疫力アップに、インスタント食品は不向きじゃない?
そのインスタント食品を、この後で防災用に取っておくなら、それはそれでナイスアイデア。
外出制限中は、手の込んだ物を作るいい機会。何たって暇なんですから。
日本は今、外出を自粛するよう求められていますね。
戦時中じゃないんだから、贅沢は敵だなんて言ってない。
質素倹約は義務ではない。
家の中を楽しくして、出かけない努力をしてください!
そう言われているのです。
今は出来ない外食やレジャー費の分で、美味しい食品を買っておいて、少しづつ入れ替え消費していけば、家に居てもちょっとした楽しみになります。
外出制限中の日常は、イメージとしては
田舎で過ごす正月。
車はほとんど走らず、おかげで空気は綺麗になり、鳥のさえずりが良く聞こえ、静かでのんびりした時間が過ぎていきます。
おせちやお雑煮は要らないから、お一人様、または家族で楽しく家で過ごす日の為に、食事の楽しみを用意しておきましょう。
この際、食べてみたかった物でも試食してみませんか?
外出の自粛で太りませんように!