jeanne-lully’s blog

ちょっと変わった元日本人がパリで思う事

日本のお年寄り、コロナウイルスに対する感染予防意識が低すぎ!?

 今や誰がウイルス感染していてもおかしくない状況です。

 

 そんな中、お仕事で出かけなくてはならない方、皆んなの生活の為にありがとうございます。

 

おかげさまで外出に制限がある事以外は、不自由なく安心して生活させていただけています。

感謝

 

 

ところで最近、若者がウイルスを拡散しているとマスコミが騒いでいるのを耳にしました。それで高齢者が感染してしまうと。

 

 でも、それっておかしくないですか?

 家庭内感染や院内感染ならば理解できます。

 

それ以外の人は、一体どこで感染したのでしょう?

 

 

 不要不急の外出を避け、3つの密を避けるよう言われていると思います。

 

 しかし巣鴨に

[ 買いたい物があったから]

 

と言って来ている高齢者がテレビのインタビューに答えていました。

 

それって絶対になくてはならない物なのでしょうか?

 

宅配してもらえないのでしょうか?

 


  話変わって今日、1年以上ぶりに神奈川の実家の両親に国際電話をかけました。

 

 70歳を超えている母は、叔母 ( 母の姉 80代後半 )の家にバスを使わずに自転車で行ってきたと、自慢げに話していました。

 

 人の少ない道を通って行っているとも言っていました。

 

二人は 仲がよく、叔母の家に普段から行っていますが、叔母には娘がいて、近くにいるのだから、この時期に行く必要があるのだろうかと思いました。

 

不要不急の外出はしないよう言われているのを、人混みを避ければ行ってもいいと勝手な解釈をしている。

 

私が

[ スーパーに買い物だって、なるべく行かない方がいいよ ]

 

と言うと

[ うちの周りに感染者はまだいないから大丈夫よ]

 

と、平和ボケを露わにした返答をされ、もし母が感染して死んでも悲しまない自信がつきました。

 

                       自業自得!

 


 自分が感染者かもしれないとは微塵も思っていないから、高齢者宅にいつもの調子で行ってしまう。

 

 大切な人だったら、よけいに近寄らない方がいいのに。

 

  自分の周りに感染者が出ていないからとは言え、スーパーの客全員が街から出ていないはずはありません。

 

 東京勤務の人はかなりいるはずで、すでに感染していて発症していないだけかもしれません。

 

そんな事も分からないなんて、危機感なさすぎ!

 


フランスの大統領は外出制限を出す演説の時、

[ これは戦争です!]

 


と何度も繰り返しました。

 


昔の戦争ならば空爆や核兵器、敵国軍の気配がしたら、皆んな隠れていたでしょう。

 


今はウイルスとの戦いで、敵の姿は見えません。

 


見えていないからいないのではなく、見えないけれど直ぐ近くにいる場合があるのです。

 


目に見えないモノの恐ろしさを、全く理解できていないのでしょう。

 

 誰がウイルスを持っているかも分からないのに、運動しないと身体に悪いからなどともっともらしい理由をつけて出かけ、備蓄用にインスタント食品を買っていたりしたら、[ この人大丈夫? ]と思ってしまいます。

 

 

 

 皆んなにできる感染拡大予防は、家にいる事。

 

家にいたら感染するほうが難しいのです。

 


 私が普通の風邪をこじらせて咳喘息になった2年前、咳のし過ぎで死ぬかと思いました。

 

私が高齢者だったら、もしかして死んでいたかもしれません。

 

 咳喘息でさえ死にそうになるのだから、コロナウイルスにかかったら、高齢者ならかなりの高確率で三途の川の渡し船チケットがもらえるでしょう。

 

 今年の桜が最後の見納めかもしれないと言う事情があるならば、遅かれ早かれ訪れるこの世との別れを覚悟しているのでしょうから、思う存分堪能させてあげましょう。

 

 ふらふら出かけているように見える高齢者は、爆撃中に隠れているよりも、残り少ない人生を自由にしたい!外に出て撃たれて死んでも構わない!

と思って生きているのだろうと、私は勝手に解釈しています。

 

 なぜなら絶対に生きたいと願う、頭の良い高齢者なら、きっと家から出たくないと思っているでしょうし、むやみに出歩かないと思うのです。

 

 まあ、余生を悔いなく生きる事は大切ですが、人として医療崩壊に加担する事だけはご遠慮下さいませ。