パリのクソガキの親はクズだった!
仕事が休みで家でのんびりしたかったのに、今日は私の部屋の窓辺のペンキ塗りが行われていて、天気が良いのに雨戸をしめ部屋にいられない。
仕方なく当てもなくフラフラしていたら大きな公園にたどり着きました。
ベンチに座って本を読んでいると、快晴で暑い日なのに水が大量に降ってきたのか飛んできたのか、何かが起こっている気配。
周りを見渡して原因を探していると、後ろに水鉄砲を持った1~2歳くらいでしょうか、幼い女の子の子が水を撒き散らしていました。
その子の母親がすぐ側にいるのに、ママ友との会話で子供の迷惑行為に気が付いていない様子。
容赦なく飛んでくる水が止まる気配もないので、
[ やめて!やめて!]
と低い声で注意をしました。
親は水を噴射しまくる子供に、聖母マリアのような優しさで、水を飛ばすのを止めるよう諭します。
その間も私に水はかかりっぱなし。
親から侘びの一言もなく、そそくさと子供を連れて立ち去ってしまいました。
やり逃げだ!
つい数日前はスーパーのレジで私の前にフランス人お父さんと小学生の息子2人が並んでいました。
小さな子供ははしゃいでいて、私の顔にその子の手があたり、軽く引っ叩かれたわけです。
私は反射的に
[ イタっ!]
とか声に出していうタイプです。
子供は謝らず、バツの悪そうな顔をしていました。
お父さん、あなたの直ぐ後ろで起きている、この一連の出来事に気がついていなかったら保護者失格ですよ。
シラーっと前を向いたまま、そのうちレジに並ぶのを止めて、何かを探しにいくふりをして避難していきました。
子供達も後を追って、私の視界に入らないところに消えていきました。
どちらの親もきちんとしてみえるフランス人だったのに、子供が何かやらかしても関与してきませんでした。
自分のした事は自分で責任を持たせるような教育方針なのでしょうか?
日本のテレビ番組にありそうな、
[ うちの子がすみませんでした。
ほら、あんたも謝りなさい!]
みたいな事にはならないで、変な人に近づいたら危ないみたいな雰囲気が漂っていました。
被害者を危険人物扱いして、自分達を正当化する気?
まあ、私が睨むと怖いから仕方ないかもしれませんが。
自分のやった事に始末もつけられない、やりにげ野郎に育ちつつある危険分子がそのまま大人になっていくと思うと、ちょっと恐ろしい気がします。
ヤバくない?フランスの未来。
どちらのケースも、すぐに謝ってしまえば済んでしまう小さな事なのに。
謝ったら負けとか本気で思っているのでしょうか?
裁判に訴えるような大ごとでもないのに。
私がすぐに反応してしまうので、人に迷惑をかけたらすぐに謝った方がいいと学ぶ前に、
アジア人 = 怖い
と思われたら困るなぁと、自分の大人げなさを反省します。