jeanne-lully’s blog

ちょっと変わった元日本人がパリで思う事

スペイン人長寿の謎

 2018年、スペインは世界一の長寿国になっていました。

 

えーっ?

1日に五食も食べて胃腸を動かしっぱなしなのに?

 

 それじゃあ、断食して胃腸を休ませる方が健康にいいって話はどうなっちゃうの?

 

 少食、不食や断食が健康にいいと思って実践を心がけようとしている私にとっては、全く納得できない事になりました。

 

我慢して食べる事を制限するのがバカバカしくなってしまいます。

 

小食が健康にいい説でみると、スペインのお年寄りは食べすぎです。

寝たきりや、入院して延命治療を受けて長生きしてるのでしょうか?

 

まさかぁー

 

 日本食はヘルシーなんて世界の人々は信じて、パリでは日本食ブームで盛り上がっています。

でもホントはスペイン料理の方が健康的って結果になりますよね?

 

私が今までに旅行してきた中で、一番旅行回数が多いのはスペイン。

 

27年前にスペイン旅行デビューしてからちょこちょこ行く機会があり、今住んでいるフランスの次に親しみがある国です。

 


スペイン料理って、

塩気が強め

揚げ物が多い

ハムなどの加工品を食べる

というイメージなんです。

 

 ガスパチョという冷たいトマトスープやマッシュルームのガーリックオイル煮も野菜だけど、緑の野菜料理を食べているイメージは皆無。

 


朝  パンだけ。

昼前  サンドイッチなどを軽く食べる

昼    一日で一番ボリュームのある食事

帰宅前    飲みながらおつまみ

夕食    軽くオムレツなどを食べる

 


食事内容だけで言ったら、そんなにバランスがいいとは思えません。

 


日本も3時と10時のおやつの時間があった時代もあったと思いますが、少しずつ数回に分けて食べる方が胃腸に負担をかけない説から、食べる回数や量も減らす方にシフトしてきました。

 

 一日2食だと力士と同じ食生活で太るといわれたのは、もう昔の話です。

 

 スペインの夕食は21時頃。

日本の感覚でいえば遅めです。

 

 消化に悪いイメージですが、スペインの夏の21時なんてまだ明るいので、22時から夕食でも納得できます。

 

 スペインは立地的に暑い場所。

身体が冷える事は少ないでしょう。

冷えないのだから、油ものを摂取しても体内で油が固まりにくいのかもしれません。

 

 それに体温が高い方が免疫力は上がるので、病気になりにくいとは思います。

 

 塩気が強いのは食材を保存するために塩をしっかり使用して、もしかしたら昔ながらの製法で保存料をなるべく使わないようにしているのかもしれません。

 

 そしてコンビニ弁当のような添加物を口にする機会は少なそうです。

 

 ただホームメイドであってもパン屋さんやお惣菜屋さんのサラダや加工品に、どのくらいの添加物が入っているのか表記がないので分かりません。

 

 日本でサラダバイキングがあったら、だいたいは薬が塗布されているはずだけど、消費者は水洗いしただけだと思って食べているのではないでしょうか?

 

 スペインでは販売する生物に、こういう薬剤を使用する義務があるのか分かりません。

 

 スペインのポピュラーなサンドイッチにスペインのオムレツを挟んだボカディージョという物がありますが、こういう物を日常的に食べているようなら保存料などの添加物はあまり入っていないのではないでしょうか。

 

 なぜなら、パン以外はその日にその場で作って挟んでいる手作りが多いのです。

 

しかし卵料理をよく食べるのであれば、ニワトリの飼育方法はどうなのか知りたいところです。

ブロイラーのような一日中明るい部屋に閉じ込められたニワトリの卵をガンガン食べているのでしょうか?

 

スペインの有名スイーツって聞いた事はありますか?

 

私が知っているのは、チュロスという細長い揚げ物。ドーナツを棒状にした感じ。

 

ホットチョコレートに浸して、小さな子供が食べているのをみてビックリしました。

 

子供はまだ痩せているけれど、一緒にいたご両親をみると肥満体型。

 

間違いなく子供も同じ体型になるはずです。

 

あとはプリン。

 

スイーツとは呼ぶにはシンプル過ぎる素朴系。

 

 甘い物はあるけれどそんなに種類はなさそうで、スペインスイーツ食べ歩きをするなんて聞いたことがありません。

 

シンプルなおやつなら太る以外に問題はないのでしょうか?

 

暑い国ですから、アイスクリームの消費量は多いでしょう。

 

糖質制限なんて関係なさそうな食生活です。

 

太り過ぎは良くないと日本では言われていますが、ヨーロッパでは日本で太り過ぎの人以上に太ったお年寄りも多いのです。

 

肥満はホントに健康に良くないのでしょうか?

 

スペインの長寿の理由を研究して発表している記事は見当たりません。

 

スペイン人はストレスが少ないとか、医療制度が充実しているとか、地中海料理がいいなど、曖昧な情報を憶測で述べているだけに思えます。

 

スペイン人は本当にストレスが少ないのでしょうか?

どうやって調べるのでしょう?

自殺者の人数や鬱病患者の人数で分かるのかも知れません。

 

 ただ、同じ経験をしても日本人とスペイン人では感じ方が違うかもしれません。

明るく暖かいスペインと、暗くて寒い地域では、心の状態に違いがありそうです。

 

 話し好きで明るいスペイン人気質は、スペイン生まれの外国人でもそうなるのでしょうか?

 

それに地中海料理を寒い国で食べても長寿になれるのでしょうか?

 

 食に関しては結局、今住んでいる場所で取れた物を、季節にあった食べ方を追求して、それに従って実践している国が長寿国になるのだと思うのです。

 

長寿国は毎年変わりますが、高齢者が健康的に明るく生活できているのかが疑問です。

 

 歩けなくなって病院で長生きしている人も長寿に含めて長寿国だと言っても、誰もそんな長生きを望んでいないと思うのです。

 

 

 健康で自分の事は自分でできるまま、歳を重ねていきたいのです。

 

 暑い地域の方が寒い地域よりもかかる病気の種類は低そうな気がします。

 

 

今の高齢者は戦後すぐに生まれた人か、それよりも前に生まれた人達です。

 

今のようにジャンクフードやお惣菜屋さんなどはほとんど口にしていない世代です。

 

スペインの昼は少し前の時代まで家に帰って家族で食べていたそうです。

 

おばあさんが自分の子供に食べさせてきたのはきっと手作りの料理で、お惣菜を買ってきて食卓に並べていたとは考えにくいです。

 

市場で買ってきた野菜や果物などの新鮮な物を調理していたのではないでしょうか?

 

フランスも同じく、地方では昼に食事をしに帰宅する習慣があったそうです。

市場も現役で、スーパーマーケットが一人勝ちしている訳ではありません。

だからなんとなくスペインの食事情は想像できるのです。

 

そして今の若い世代はどうな食事をしているのか、フランスに住む私には分かりません。

ちなみにフランスではハンバーガーがここ10年の間に市民権を得て、サンドイッチではなくハンバーガーを食べる人が増えてきました。

 

ピザも人気があります。

 

 食に大らかなスペインが長寿国になった事は私にとっては信じられない、もはや事件です。

ちゃんとした理由が知りたくてたまりません。

 

これが解明できたら、私も健康的なおばあちゃんになれるかもしれません。

 



歯の治療は40歳前に済ませた方がいい訳 、虫歯治療と美容の関係

 

 10年程前に日本で美容部員をしていた時に、当時50歳の先輩が話していた事を思い出しました。

 

 彼女は少し前に虫歯の治療のために歯医者に通っていたそうです。

 

 奥歯の治療だと口を大きく開けるために頬の肉を引っ張られますよね?

 

そんな状態で長時間治療を受けたそうです。

 虫歯の治療が終わり、気がついた時には

 

なんと!

 

頬がたるんでいたそうです(´⊙ω⊙`)

 

彼女はオシャレだし肌も綺麗ですが、確かに頬が年齢の割にはたるんでいました。

 

[ 歯は若いうちに治さないと、歳をとってからは顔がたるむわよ!]

と、実感のこもったアドバイスをいただき、歯医者に行く事になると先輩の言葉を思い出すのです。

 

そのあと何件か違う歯医者に通いましたが、なるほど!

 

奥歯の治療では、ホントに頬を引っ張られることがありました。

 

特に気をつけたほうがいいのは、根管治療と言って、一度虫歯の治療をしたところが再び歯の根まで虫歯になってしまった時です。

 

成人してからは新しい虫歯になる事はなくなりましたが、昔に治療した虫歯の被せ物が取れたり、なぜか治療した歯の歯茎が痛くなったりするのです。

 

一度治療しても数年後にまた治療をしなくてはいけなくなるものなんだろうと思っていました。

 

 ところが数年前に根管治療をすることになり、うまくいけば被せ物で済むけれど根の状態によってはインプラントになるかもしれない、その確率は50%と言われました。

 

インプラントは費用が高いし、それだって成功するとは限らない。

 

しかも、治療がうまくいっても、また同じ歯が虫歯になってしまったら、もうインプラントしか道はないかも。

 

急に不安になりネットで根管治療について調べまくりました。

 

 結果、根管治療をきちんと受けたいなら細菌の入らない設備がある医院で治療を受ける事が最重要だと知りました。

 


保険が効く範囲では、出来る治療や使える機材は限られてしまいます。

 

当時私の通っていた歯医者さんは、設備が古かったし、保険が効く治療しか受けられないようだったので、根の治療が終わり、被せ物の型をとる前に他の歯医者さんを探しました。

 

 新しく見つけた歯医者さんでは、初日にレントゲンをみて、私の歯の根の状態が複雑だそうで、根管治療専門の先生を紹介してくださり、そのあとでまた来るように言われました。

 

 先生は20年持つ歯に仕上げるという信念で治療していらっしゃるようです。

 

 そして心配していた根管治療はなんと一度で終わりました!

 

 根管治療専門のクリニックでは3Dで歯の根をみる機材があり、最初に行った歯医者さんが見落としていた虫歯の根がさらに一本みつかり、すごいスピードの施術が進んでいきました。

 

こんなに素早い手さばきは初めてです。

 

ネットで見たような最新機材に囲まれて、殺菌された用具セットを開封して使用してくださいました。

 

頬だって引っ張られるようなことはありません。

 

その後、一度クラウンの型を取って、クラウンが出来てから被せに行って治療は終了しました。

早い!

 

 

 幼少期からいままで受けてきた歯の治療は、一体何だったのかと思いました。

 

 この時代だからこんなハイレベルな治療が受けられる所があるのか、そしてここで治療を受けられることになった幸せ。

 

感動の一言です!

 

 あのまま最初の歯医者さんで治療を終えていたら、治療していない根が一本あるままクラウンを被せていたはずなので、数年後に再度治療しなくてはならなかったでしょう。

 

今回50%の確率で被せ物で済みましたが、次回はインプラントになっていたかもしれません。

 

 なぜ人気のある歯医者さんには、高くても遠くからでもわざわざ通う人がいるのか、この時初めて分かりました。

 

1.患者の体に負担のかからない状態で素早く治療してくれる、またそのテクニックや機材がある

 

2.数年後に再発するような治療ではなく、20年くらいは持ち堪えられるように治療してくれる

 

3.通う回数が少ない

 


だからなんですね。

 


一番最初の虫歯治療から、歯医者さん選びをきちんとしていれば良かったなぁと、少し後悔しています。

 

 こんな私をみて、普段はたいしてお金を使わないのに、何で歯だけに大金をかけているのか分からないと人から言われる事があります。

 


歯の神経を抜いた方の顔は、神経を抜いていない方に比べてたるんでしまいました。

そういうのが出始めるのは40歳を過ぎてから。

 

虫歯治療は美容に影響を与える場合があるので、美容の一環として重要だと感じています。

 

 それに歯の状態が良ければ、きちんと食事ができ栄養が取れ、健康や美容にも良いと思うのです。

 


 歯と美容は関係あるから、若いうちから虫歯治療は美容くらい真剣にした方が良いですよー、って昔の自分に教えてあげたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

100%ベジタリアンのテラスレストランが夏季限定でパリのギャラリーラファイエットにオープン

まだ行ってないのですが、偶然このレストランをギャラリーラファイエットのサイトで見つけてしまったので、ベジタリアンの方と情報シェアしたいと思います。

 


 10月中旬までの期間限定でベジタリアン専門のレストランがオープンしたそうです。

 


夏季限定とはいえベジタリアン専門店が、旅行者でも住人でも誰でも知っている超有名デパート内にオープンするなんて、パリでベジタリアンが市民権を得たと言っていいですよね。

 

シェフはJulien Sebbag氏(ジュリアン セバッグ)26歳(2019年11月時点)、イスラエル人。

 

 レストランでは地中海料理をパリの街並みと共にテラス席で楽しめるそうです。

 

 ジュリアンシェフの写真をインスタグラムで見てみたのですが、ワイルドイケメンでパッと見はミュージシャンタイプ。

 

興味がある方はぜひシェフのインスタグラムにアクセスしてみてください。

 

 彼の作ったお料理の写真は色彩鮮やかで綺麗な仕上がり。

食欲の落ちる夏でも食べたくなりそう。

 

 クリエイター色の強いシェフのようで、すでに他店での実績もある方です。

ぜひ彼の作品を堪能してみたいです。

 


Le Toit- Terrasse des Galeries Lafayette 

25 rue de la Chaussée d’Antin パリ9区

 

毎日 10時から1時まで

朝食、ランチ、ディナーと休憩なしにずっと営業しているので、知っていると便利なレストランです。

 

お天気のいい日に行ってみよう!

 

 

 

 

 

 

パリにある奇跡のメダイ教会で祈るワケ

 特に信仰している訳ではないのですが、奇跡のメダイ教会にときどき祈りに行っています。

 

 災いは自分の力では防げない時があるし、人の事は自分ではどうにもならないので、運とか追風とか神のご加護など色々な言い方がありますが、世の中にそんな不思議な力があるのなら、私の力になってもらいたいなぁと思うのです。

 

 自分の住んでいる土地のパワー( これを神と言うのでしょうか) にお願いするのがいいそうです。

 

引越したら地元の神社でお参りするようにすると良いと聞いた事はありませんか?

 

 キリスト教徒でなくても、祈り方が日本っぽくても、祈りに来た人を拒む神はいないでしょう。

 

 心が落ち着く拠り所があるのは、辛い時には救いになるので、行きつけのカフェやパン屋さんが無くても、かかりつけの医者が無くても、フランスに来てすぐに行きつけの教会はこの奇跡のメダイ教会にしようと決めたのです。

 

なぜなら御利益がありそうだからです。

名前からして、[ 奇跡の ]なんて化粧品のキャッチコピーのような言葉がついていて、胡散臭いのか逆に自信の表れなのか、大胆で興味を引きます。

 

また フランスの教会は中が暗いことが多いのですが、奇跡のメダイ教会は白くて明るくて、いるだけで気持ちが明るくなります。

 

ヨーロッパのいろいろな教会を見て来ましたが、ミサ以外の時に行ってみると、真剣に祈っている人を見かけることはあまりありません。

 

なのに、奇跡のメダイ教会はいつ行っても観光客ではない真剣に祈りに来ている人が沢山いて、床に頭をつけてひれ伏すように祈る女性を見た事もあります。

 

 こんな熱烈な信者さん達を見かけるのは、今のところこの奇跡のメダイ教会しか知りません。

 

 よくミサも行なっていますが、その時は満席になっています。

 

ミサ中に信者さん達は歌詞を見ないで、聖歌を歌っています。

この聖歌はミサによって変わるので、何曲も暗記しているようです。

 


 世界から信者さんの団体が来ていたり、観光客の方もかなり来ていて、売店が混み合っていることがあります。

 

 そしてありがたいことに、無料トイレがあります。

トイレのある教会も珍しいのではないでしょうか。

 

ここは今もなお本当の意味での生きた教会。

 

多くの人が教会内の椅子に座っている様子が、病院の待合室に似ているかんじがするのは、普通の状態ではない心を健康に戻したくて来ている信者さんの、[ここに来たからもう安心 ]という雰囲気から、そう感じるのでしょうか。

 

それに感染して私も安堵するのです。

明日からは望む方へ向かえるに違いないし、今までの悩みなんて明日からは関係なくなるはずだと思えるのです。

 

左岸のボンマルシェデパートの食品館のすぐ近くにあり、入り口はこんな感じです。

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ノートルダム大聖堂などを想像していると、外観が目立たないので見つかりません。

 


 私は困った時や叶えたいことがある時に行って、売店でメダルを買ってから中に入ります。

 

 帰宅したらメダルを飾って、しばらくすると願いが叶うことがほとんど。

 

 今まで自分の願いは叶ってますが、友達の代わりに行ってその人の願いを祈った時、その一回だけは叶いませんでした。

 

  以前、日本の家族にメダルを送り、困っている人に渡してと頼んだことがあります。

 

 手術を控えた人にあげたら、その人の枕元にマリア様のような雰囲気の人が現れたそうで、手術は無事に済んだと聞きました。

 

 まさかー、と信じられない話ですが、病人がそんな作り話しをしてメダルのお礼を言ってくるわけがないので、本当に会ったのかもしれません。

 

 私も是非マリア様に会いたいと思っていますが、マリア様は忙しい方でしょうから、私ごときの小さな問題所持者は後回しになっている気がします。

 

 さて売店ではメダルだけではなく、ネックレスタイプからブレスレットタイプ、置物タイプ、ポスターなど、様々なメダイやグッズがあります。

 

 ときどき新商品が出ていて、かよう人を楽しませてくれる素敵な教会だなぁと思います。

 

 ここのメダイはお守りではありません。

このメダイに祈る事で、願いを叶えるのです。

だから祈らないともったいないのです。

 

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毎日 7:45 - 13:00

        14:30 - 19:00

火曜日 7:45 - 19:00
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日本語のパンフレットが置いてありました。

売店に日本人のシスターがいらっしゃる時があります。

 

叶えたいことがある方にオススメの教会です。

 

140 rue du Bac 

 

メトロ10番、12番

セーブル バビロン駅

Sèvre- Babylons 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

パリのカフェ プーシキンでケーキ目当てのディナー

 最近のことですが、ケーキが大好きでパリのケーキをよく食べている人に、どこのケーキが好きですかと尋ねたら

[ カフェ プーシキンです!] と即答されました。

 

 他のケーキと違うのかと聞いたところ、微妙な違いがあって言葉では表現できないとのこと。

 

 これだけケーキ屋さんが競い合っているパリで、そこのケーキを評価するなら相当美味しいはず。

 

 個人的にはカステラやパウンドケーキ系が好きで、華やかなケーキにはあまり目がいかないのです。

 

せっかくお菓子の都に住んでいるのにもったいない話なのですが。

 

 美味しいケーキ屋さんの一つや二つ、情報として知っておきたくて、すごく興味を持ちました。

 

 お店はマドレーヌ寺院の広場と、プランタンの地上階にあるそうです。

 

そういえばプランタンでそのお店は何度か見ていました。

 

 そしてついにマドレーヌ店のディナータイムに行って来ました。

 

 お店のホームページから予約をしましょうとしましたが、二回試してエラー続き。

 

仕方なくLa fourchette (英語でThe Fork)のサイトからすんなり予約が出来ました。

 

 予約時に日本でいう二階の席をリクエストしておいたので、こんな素敵な空間に通されました。

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とはいえ、今日はお客さんが少ないようで、皆んな二階でしたが。

 

行く前に散々ホームページのメニューを見ていたので、迷う事なくボルシチとベジタリアン用のメインディッシュをオーダー。

 


日本にいた時はよくロシア料理店に行ってましたが、ボルシチの色が今日の方が鮮やか?

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横についたクリームをたっぷり入れてみると、コクがでて深い味わいになります。

 

この味、とっても好み!

 

メインは野菜なので、それなりに美味しいです。

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そしてお待ちかねのケーキですが、トレーに4種類乗せて見せてくれました。

 

何が一番人気か聞いてみたら、マトリョシカの形のケーキだそうです。

 

 そういえば予約したサイトの写真にもマトリョシカケーキが何枚も投稿されていました。

 

なので違うケーキにしてみました。

 

形が変わっていて、中がどうなっているのか興味深々。

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切ってみるとこんな感じです。

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白い所がクリームで赤い所がベリー味。

 

軽いスッキリした味わいで、すんなり食べてしまいました。

 

 私のケーキでは、これが他の人気ケーキ屋さんの商品と一味違うかどうかはよく分かりませんでした。

 

ただ友達のケーキを一口食べてみましたが、この緑のケーキはホールのお兄さんの一番好きなおススメケーキなだけあって、ムースの中にカリカリした食感があり、味も何と言ったら良いか分からないのですが、確かに洗練されていました。

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これでやっと納得できました。

 


余談ですが、食後のコーヒーが私の好みの酸味控えめで、久しぶりに美味しいコーヒーに出会えました。

 

それにしても、もう一度ここのボルシチが食べたいです。

 

Café Pouchkin Madeleine

16 Place de la Madeleine 

75008 Paris

 

不食の後に必ずおこる過食

 五月末に5日間の不食を実践しました。

 

その後三日間くらいは不食効果を出すために、必死で質の良い食事を心がけ少食にしていました。

 

が、

それを過ぎると急にお腹が空いていなくても目が食べたくなってしまいました。

 

そして食べても簡単に消化できてしまうのです。

 

 とくに食べなれた物よりは初めて見るもの、珍しい物に興味を持ってしまうのです。

 

 昨年の夏に不食を実行した時も、この食の冒険期が数ヶ月におよびました。

 

せっかく胃が小さくなったのだから、このまま少食を保てればいいのですが、私は本来少食ではないので、胃も元の大きさに直ぐ戻ります。

 

そうなると不食の前よりも食事回数は増えるし、量も増えるので、これって長期的にみて健康にどうなのだろうと心配になります。

 

完全にリバウンド状態。

 

たった数日間食べたいのを我慢しただけで、数ヶ月も食に貪欲になってしまう私は変なのでしょうか?

 

だからといって太るわけではなく、身体に負担をかけているという罪悪感が心を覆い、食費がいつも以上にかかる期間が長過ぎるなぁと思うのです。

 

それでも便秘、冷え、乾燥肌は改善して疲れにくく、元気な状態なので、これが不食後の自然な流れなのかなと経過観察中です。

 

   物心がついてからずっと、寒がりで人より先に風邪をひき、しょっ中アレルギー状態が肌、目、鼻のどこかに出ているのが当たり前だった私には、健康な身体というのはこんな感じ!と感覚で分からないのです。

 

  いつも元気な人が体調を崩したのなら、元気だった頃のように戻るという目標ができて、その時の身体はこんな感じという感覚があると思うのです。

 

でも 私の場合は物が減っていくのが健康のバロメーターになるのかもしれません。

 

 例えば自然治癒力を信じて風邪薬、アレルギーなどの飲み薬などを飲まなくなったし、必要もなくなったので薬箱を処分しました。

 

 スキンケアアイテムも減らしている最中で、ストックを買う必要がなくなり収納スペースに空きができました。

 

 おかげで旅行に行く時の荷物は少なくて済むし、そういった物にお金がかからなくなり、買いに行く手間もかからなくなりました。

 

 せっかく健康を知りつつある今、いや、すでに健康かもしれないので、食への探究心は認めつつも、食べる物の質は考えて身体に負担をかけ過ぎないように気をつけていこうと思います。

 


 

 

 

 

 

 


 

不食後でも風邪はひくのか?

 五月後半に5日間の不食をし、体調は万全だと思っていた矢先、6月8日にひどくお腹を壊してしまいました。

 

全くお腹は痛くないのに、腸が重い感じ。

それだけ。

 

 昨年の不食後しばらくはお腹を壊す事なんてなかったので、今回の不食は失敗したのだろうか?と不安になりました。

 

よくよく考えてみたら、最近は暑い日で30度、寒い日は20度とかなりの温度差があり、周りに風邪をひいている人がチラホラいます。

 

 これって風邪だったのかなぁ?

とくに変わった物を食べたつもりも無いし、心当たりはありません。

 

 風邪だとすれば、不食した後だからこの気がつかない程度の症状で済んだのかもしれません。なんとしてもせっかく実行した不食の効果を探しだそうとしてしまいます。

 

原因はよく分からないけれど、すでにお腹を壊した事は事実。

少しショックです。

 

そして一昨日、鼻詰まりと頭痛到来。

やっぱり風邪?

 

 でも昨年8月に不食をしてから今まで風邪未遂は何度かあったけれど、風邪はひいていないのです。

 

 今回は不食した後、すぐに風邪をひくなんて~

 

 通常3日で風邪は治るものだと知ってしまってからは、家に風邪薬はありません。なるべく薬は飲みたくないのです。

 

さあ、オーガニックレモンを買おう!

 

早速レモンを絞ってハチミツを入れて飲みました。

 

昨日はノドが微かに痛くなり始め、くしゃみは出るし鼻水はとまりません。

 

ノドさえ痛くなければ、花粉症みたいです。

 

 とにかく身体を温めようと、室温20度を暖房で24度まで上げて、レモネードを飲みます。

 

 そして今朝、少しだけ鼻水は残っているものの、ほぼ治っていました。

 

たいした苦しまずに風邪が治せたのは、やはり不食で体調が良いおかげかもしれません。

 

 冬ならば寒いものだと思っていて防寒対策をしっかりするし、鼻うがいも朝晩していたのですが、最近はこの時期に風邪なんてひくはずがないと思い込んでいて、鼻うがいは朝だけ、涼しい日に冷たいサラダやフルーツを食べ過ぎたり、肌寒くても薄着で過ごしていた事を思い出しました。

 

 不食したから大丈夫!と身体を過信し過ぎていたようです。

 

 いくらメンテナンスの行き届いた車だって、乱暴な運転や扱いをしたらすぐに痛みますよね。

 

ごめんなさい、私の身体。

 

肌寒く感じたら危険!

よく覚えておきます。