jeanne-lully’s blog

ちょっと変わった元日本人がパリで思う事

部屋干しの洗濯物が臭い時、あなたならどうする?

 日本に住んでいる妹から、二ヵ月に一度バスタオルを買い替えていると聞きました。

 

?そんなに傷む物でもないのに

何かこだわっているのかしら?

 

その理由は臭いだそうです。

 

部屋干ししていると臭いが発生してしまうとの事。

洗ってもずっと取れない、しつこい臭い。

 

 ひと月くらい前に、私のTシャツ一枚が臭くなってしまいました。

 

 最近はコインランドリーにあまり行かなくなり、手洗いして室内干しばかりでしたから菌が繁殖してしまったのでしょう。

 

 熱めのお湯に洗剤を入れて、殺菌効果のあるアロマエッセンスのティートゥリーを3滴混ぜて、そこにシャツをつけて洗い、部屋干ししましたが、臭いはとれませんでした。

 

今度はコインランドリーに行って洗濯機で温度を40度にして洗いました。

 

 パリではだいたい90度、60度、40度、30度くらいの温度設定ができます。

 

タオルならたまに90度で洗い、殺菌します。

シャツだったので低めの40度にしました。

 

そのあとに乾燥機の高温で回したら、それ以来手洗いしても臭くなっていません。

 

余談ですが、パリのコインランドリーの乾燥機は高温、中温、低温から選べます。

 

初期設定はだいたい高温になっているので、フリースをふんわり仕上げる時は低温にして、それ以外は高温で回しています。

(シワになりやすいものや型が崩れるものは部屋干しにしています。)

 

という事は高温で繊維に繁殖した菌は死滅するということでしょう。

 

パリでコインランドリーに行くようになって、服やタオルが臭くなる事はなかったので、久しぶりに洗濯物の部屋干しを続けて、時には臭くなる事を思いだしました。

 

 日本では家庭に洗濯機があるのが当たり前で、コインランドリーに行く機会はほとんどないと思います。

 

しかし全ての家に乾燥機があるわけではありません。

 

 だから日本では、部屋干し用洗剤が開発されているのでしょう。

 

 現在の日本の洗濯機がどんな物かは分かりませんが、私が日本にいた10年前までは洗濯は水で、お湯の出ない洗濯機を使用していました。

 

 日本のコインランドリーの洗濯機で、お湯が出るのかは分かりませんが、お湯が出るなら高めの温度で洗濯し、それから乾燥機で乾かしてみて下さい。

 

 繊維の臭いはとれると思います。

 

夏に洗濯物を半乾き状態で長時間干しておくと、雑菌が繁殖しやすくなります。

 

 エアコンの風でサッサと乾かすか、アイロンかけてしまうのも効果的だと思います。