jeanne-lully’s blog

ちょっと変わった元日本人がパリで思う事

自撮りをする人を見て思うこと

 年明け早々変な話ですけれど、どこへ出かけても今どきの観光客は自撮りをしています。

 

私の住むパリでは日常茶飯事。

よく見てみると大半は若い人々。

 

ところが中年過ぎて自撮りをしている人は、若い人々に比べて圧倒的に少ないと思うのです。

 

 私は40代半ばから写真に自分を残すのが嫌になって、極力さけています。

 

 昨夜、シャンゼリゼのカウントダウンを見に行って、久しぶりに自撮りをしてみましたが、あまりの写りの悪さにガッカリしました。

 

何も気にしないで、写真を撮ってもらっていた若い頃は、自分の思った通りに写る事ができました。

 

 ところがある時を境に、予想と結果に大幅なズレが生じるようになったのです。

 

自分の思っている自分像に仕上がらない!

私ってこんな顔?

 

髪型やメイクでは修正が効かないレベル。

まあ、老化って言うんでしょうね。

 

 だから最近は定期的に、あえて自撮りをして老化具合をチェックするようにしています。

 

 とはいえ、街中で自撮りしている中高年は凄いです。

 

 自分の写真写りに満足しているか、諦めているか、気にしていないかなのだと思います。

なかなかそうはなれないです。

 

そんな事ができて楽しめるだけでもお得な人生。

 

 誰だって年はとるのだから仕方ないじゃんと思うかもしれません。

 

 でもね、私にとっては5才くらい人より若く見えたって仕方ないんです。

 

 今の実年齢にしては若いと評価されているのかもしれませんが、世間的には中年のカテゴリー内であるには変わりありません。

 

そんなの全然うれしくなーい😢

 

 綺麗な20代が整形して、なりたい自分になる時代です。

 

 そんなスーパー美女が溢れてきた中で、整形もしていない中年以降の女性が、整形した彼女達の美しさを認めつつ、でも私は整形していないし年も重ねてきたけれど、それでも容姿に自信があると言えるようになるためにはどうすればいいのかな?

 

私がいま研究しているのはその事!

 

 美しさは容姿だけではないと思う方は、そう思っていたらいいのです。

 

私にはそうは思えないだけ。

私にとって自分の容姿は最重要項目!!

 

だって自分の身体に愛着があります。

大切にしてきたのに、古くなったからといって諦められない。

 

 車に例えると、気に入ってずっとメンテナンス ( スキンケアや体調管理 ) をして、新車に買い替えないで(整形しないで) ピカピカにして乗り続けているアンティーク車 ( 使用感あり) のようなイメージ。

 

それにしても、自信ねー🤔

 

まだ[ 人 ]として見られるよりは、[ 女性 ]としてみられたい。

 

若さだけに価値があると思っているわけではないのですが、10年前から使っているどんなに綺麗に洗濯し、アイロンをかけた白いシーツよりも、今買ってきた新品の方が古びた感じがしません。

 

古びた感じを出さないと言うか、目立たなくしていく作業が必要なのかぁ。

 

 中年になる前の、老化なんて何の事かさっぱり分からなかった頃で時が止まってくれたら良かったのに!

 

と思うのは私だけでしょうか?