来週からフランスの全学校が休校になります
今週木曜日の3/12 夜、マクロン大統領からの発表があり、フランスの全ての学校が16日 月曜日から休校になります。
フランスもイタリアのようなことになってしまうのかなぁ?という不安はあります。
周りに学生の人達がいます。
6月は学年末で、今は最後の追い込み勉強の時期です。
こんな時に授業がなくなってしまうと、その消えた分の授業内容はどうなってしまうのでしょう?
私はフランスで大学に通っていた事があるので、それが心配です。
一コマ2時間半から3時間で、一回欠席しただけでも外国人の私には大変だったのに、1週間以上となるとかなり大変だと思うのです。
もしやるはずだった所を簡単に飛ばしてしまったら、教科によっては翌年にしわ寄せが来そうな気もします。
交換留学生の知人は、先週学校から連絡があり、フランスの危険レベルが上がったら直ぐに日本に帰国できるよう準備しておくようにとの指示が出たそうです。
一年の短いフランス滞在なので、まだフランスでやりたかった事が残っているでしょうに。
もし危険レベルが上がったら、似たような状況の母国に帰るなんて。
どっちにいても変わらないのに。
とはいえ、その子がもし感染するとしたら、どちらの国で感染したほうがいいのか?
という意味もあるかもしれません。
もしフランスで感染してしまったら、言葉の問題はあるし、家族もいないので、一年も経たない留学生にとっては辛い経験となるし、日本の家族は心配でたまらないでしょう。
昨年後半あたりからフランスにきてしまった留学生は、デモ、ストライキなどもあって、楽しかった留学では終わらないので、ちょっと気の毒です。
さてパリの様子ですが、大統領からの発表があった木曜日は、ウソみたいに街から人が消えていました。
普段は賑わっている店も、早く閉まっていました。
こういう時のフランス人の集中力って凄いなぁと思います。
普段は自由気ままに見えても、肝心な時にはビシッとするのです。
翌日金曜日、月末の芝居のチケットを買っているので、気になってその劇場の前を通ってみたら、本日から期間未定で休館するように政府から指示が出たと張り紙がありました。
どうなるのやら。
今日土曜日、食料品の買い物に出かけました。
いつもと違うオーガニックスーパーに行ったので、あまりあてにならないとは思いますが、品切れしていたのはセール品くらいで、トイレットペーパーはありました。
パスタの棚が少し品薄気味な感じはありました。
まだ若干の安心感はありますが、いつイタリアみたいに街封鎖になるかもわかりません。
ならずにこのまま収まってくれるといいのですが。