ついにフランス国内の飲食店、映画館などが休業することに!
3月14日のランスのフィリップ首相の発表により、15日から生活必需品を扱う店以外の国内全ての店舗が休業する事になりました。
イタリアの状況をみていたので、来る時が来たなぁとは思いますが、こんなに早くこうなるとは思いませんでした。
私の仕事は指示があるまで休みになります。
社会公認で休めるなんて、生まれて初めてのことではありますが、元気なのに家にいるしかないのは難点です。
庭付きの広い家にでも住んでいれば、軟禁されている気分にはならないでしょう。
しかし狭いワンルームで陽の当たらない部屋に住む人が多いパリ。
室内で長期間もじっとしていられないのでは。
私は昨年、陽当たりの良い今のアパートに引っ越してきたので、つくづくラッキーだったと思います。
深夜12時前、オペラ座近くに一台の観光バスが到着し、中からマスクをしたアジア人の団体が出てきました。
話し声から日本人だと判明。
モンサンミッシェルに行ってきたようです。
いやー、ギリギリ今日でよかったですね。
深夜0時過ぎ、今夜は土曜日で賑わうはずのカフェやレストランが、全て24時で閉まっていました。
オペラ座へ向かう道
車もあまり走っていませんでした。
いつもは遅くまで人がいるピラミッド駅前のカフェ
さあ、明日から何をしましょうか?
こんなことも予想して、本も大量にあるし、掃除用品も揃えてあるのです。
備えあれば憂いなし
最近買い物に行くたびに、この言葉が頭をよぎりました。
いつもストックは一個までと決めているミニマリストなので、それ以上の買い置きをする事に抵抗がありました。
しかし何があっても一人で生活していかなくてはならないので、この非常時にミニマリストとか言ってるよりも、備えあれば憂いなし という、頭をよぎる言葉に従う事にしたのです。
ここのところ、テロ、デモ、ストライキがあってコロナ。
激動の時代の中に生きているんだなぁと実感しています。
小説みたいな展開に、笑うしかありません。
日付け変わった今日から、滅多に見る事が出来ないパリで過ごす事になります。
感染しないよう注意しながら、珍パリを散策できたらなぁと思ってます。