フランス、二度目のロックダウンは前回と違う?
ようやく街に活気が戻りかけたところだったのに、今日からまたロックダウンになりました。
でも今回は以前よりは規制が緩和されていて、学校によっては授業があり、飲食店では持ち帰り営業で開店している店もふえています。
今のところ公園やビーチの封鎖はしないそう。
初日、外に出てみると交通量はそんなに減っていないし、街を歩いている人も少ない訳ではありません。
今回はかなり緩く感じます。
スーパーに買い物に出かけましたが、特に人数制限はなく並ばずに入店できました。
金曜日の昼、かなりの人が店内にいました。
大量の買い物をする人が殆どでしたが、週末なので通常と変わらない買い物量なのかもしれません。
ただトイレットペーパーとパスタの在庫が品薄になっているのは、前回と同様です。
そのうち小麦粉とベーキングパウダー も棚から消えるかもしれません。
二度目なので初回ほどの不安はないのか、ご近所さん達は笑顔で立ち話をしています。
今回は国民一丸となっての[ ウイルスとの戦争 ]という緊迫感は薄く、[ 感染予防対策 ]と言った印象を受けました。
今やパリではマスクは当たり前で、こまめに消毒液を手につける事も習慣になっています。
これだけ国民の抗菌意識が向上したのに、未だに感染者が増加するのはなぜなのか?
やはり抵抗力の高い身体作りが大切ですね。
でも、どうやってそういう身体が作れるのでしょう?
すでに高血圧や糖尿病などにかかっている場合、そう簡単な事だとは思えません。
だから感染したら死亡するリスクの高い人を守り、医療現場を正常に機能させるためにロックダウンに踏み切ったフランス。
経済二の次、人命第一
凄い国です。
当然の事ながら、来年の税金は値上がり確定です。
これは仕方ない、しっかり保証してくれるんだから、恩返ししないとなぁ。
ロックダウンが終わったら、また頑張って働きまーす!