リバウンドしない、痩せてる人の思考法
再びロックダウンが始まったフランスでは、前回の教訓からこの期間中に太らないようにしようと、ダイエットに意識を向けている方がかなりいらっしゃるのではないかと思います。
かなりの人が春のロックダウン中に太ってしまったようです。
私は10代の頃から痩せた身体を保つ研究をし続けているので、10年前の服でも変わらずに着られるのです。
50代なので、たるみはお許しください
皆さんは一度くらい、痩せた経験があるのではないでしょうか?
問題はリバウンドしてしまう事や、目標体重までたどり着けない事。
せっかく痩せようと努力したのに、元に戻ってしまったり、ダイエット前よりも太ってしまうなんて悲劇を経験してしまうと、痩せる事が信じられなくなりますね。
または自分の意思の弱さを責めたり、何をやっても痩せない体質だと思ってしまう人もいらっしゃるのでは。
私の家族にモデル体型はいません。
どちらかというと、何も気にしなければ簡単に太れる素質のある家系に生まれました。
30年間、いろいろな食事療法を試してみて、痩せたまま体型を維持できるようになって、今では人から[ 元から細い]と思われています。
痩せようと思うとまず、ダイエット方法をきめますね。
食事療法で体重を落とすのか、運動をして落とすのか、または両方やるのか。
私は運動はしません。
筋肉のついたスタイルを目指していないからです。
私は痩せようと思ったら、食のコントロールとマインドコントロール、この二つで理想の体型にもっていきます。
ダイエットを成功させるために一番大切な事、それは痩せる思考を持つ事です。
例えば何かに挑戦して成功した時、始めに覚悟をしていたと思います。
受験、資格試験、語学の習得、断食etc...
なんとなく始めて、無理だったらあきらめるものではありません。
絶対に合格!
何日間食べない!
このように、腹を決めてスタートをして結果がでるまで続けるものです。
さてダイエットに関して、絶対に痩せると決めてから始める人はどのくらいいるのでしょうか?
私はダイエットをしている人に動機を聞くだけで、成功するかしないか分かります。
まず、どうしても痩せなければならない理由がある人は痩せられます。
結婚式前の人、モデルを目指す人、病気を治すために痩せなくてはならない人。
人前で綺麗な自分を見せたい欲求や、健康になるための事であれば、未来の自分がハッキリ見えているので、途中で苦しくなっても諦めないで続けていかれます。
逆にダイエットで結果が出せない人は、痩せても得する事がない人なのです。
普通体型の人が3kg痩せたとします。
普通体型で3kg減量するのは、太ってる人が3kg減量するよりもキツいはずです。
3kg痩せると少しスッキリした印象になり、人から [痩せた?] と聞かれる事もあるでしょう。
初めは自分の努力が人に気づかれた事が嬉しくて
[そうなの。ダイエットしたの。]
と勝ち誇りたくなるはずです。
でも人は痩せたあなたに見慣れていき、いつまでも褒めてはくれません。
たとえ3kgやせてMサイズがSサイズになったとしても、骨格が変化してスタイルがモデル並みに良くなるハズはなく、ファッションセンスが良くなるワケでもなく、顔の造形が激変するなんてミラクルは起きないのです。
多くの人は、痩せれば素敵になれると思ってダイエットを始めます。
ダイエットをして手に入れたものは、全体のシルエットが細くなった、ただそれだけ。
あんなに苦しかったのに、たったそれだけ。
ダイエットで人生が変わると、私は思っていました。
現実は、、、ダイエットとは健康になるための食生活改善でしかないのです。
だから健康な人が少し痩せたくらいでは、自分の望む魅力が手に入らないので、ダイエットを続ける気が無くなっていくのではないでしょうか?
ふくよかでも魅力的な人は沢山います。
そういう人がダイエットをしようか迷っていたら、そのままでいる事をお勧めします。
なぜなら、迷っている時点でモチベーションが低くダイエットの必要性を感じていないからです。
[あと5kg痩せたらなぁ]
[ウエストはSサイズのスカートがはけるくらい、あとはアゴのラインがシャープになったら素敵!]
どちらの人の方がダイエットが続けられると思いますか?
痩せるためには、具体的にどこの部分をどのくらい細くしたいのか、ダイエット成功後の身体をイメージして、それに近づけていきましょう。
数字だけ見ていても意味がありません。
骨がしっかりしていたら重くなるのです。
なので私は体重計は持っていないし、何キロでも気にしないのです。
太ってる場所くらい、触れば分かると思いませんか?
太ももを細くするのに何キロ減量すれば良いかなんて、誰にも分かりません。
5kg痩せても、太ももは思ったほど細くならない事もあります。
ダイエットだけで何でも変わる訳ではないのです。
自分を変えたければ、まずは思考法から変えていきましょう。
あなたの手に入れたい魅力は何ですか?