jeanne-lully’s blog

ちょっと変わった元日本人がパリで思う事

ミニマリスト追求効果からのアイテム増量中⁉️

 もとから荷物は少ないほうでミニマリストを目指さなくてもいいレベルなんですが、引越し好きなので、物を持ちたくないと思っていました。

 

 が、今現在は2回目のロックダウンが緩やかに継続されている最中で、部屋から出ない生活が長かった間に、ちょっと意識が変わってきました。

 

 愛用しているし壊れていないのに古臭くなってしまった物、汚れが落ちないもの、そんな現役アイテムのリストラに踏み切りました。

 

引越しか破損するまでは物を使い倒してきた私が、物を買い替える事を考えるなんて驚きです‼️

 

これはミニマリスト追求効果ではないかと思うのです。

 

物を究極まで減らしていったら、スペースが空きました。

 

  家のゆとりは心のゆとり

 

 物を減らせば何かが変わると思って、不用品探しを楽しんでいたのです。

 

それでスッキリして気分は良いのですが、心地よくはなかったのです。

 

よく考えてみたら私の生活って仮暮らしのようで、次の引越しまでのとりあえずの暮らし方だった事に気がつきました。

 

当然、気に入った物を買って部屋を素敵な空間にしようなどとは思えませんでした。

 

しかしあまりにも続くロックダウンの影響で、長時間過ごす部屋で気分良くいるためには、投資が必要だと判断したのです。

 

フランスに住んで10年という事もあって、生活用品の見直しには丁度いい時期。

 

クリスマスに仲間内で集まるのをきっかけに、いつも使っていたアパートに備えつけのカトラリー(フォーク、ナイフなど)は片付けて、デパートに行って真剣に選んで揃えてきました。

 

カトラリーを揃えるなんて、長く生きていますが恥ずかしながら初めての事です。

 

自分用は日常的に使い始めたのですが、お気に入りなので気分はいいし、カトラリーを痛めないような食後の片付けをテキパキするようになり、カルキのシミ(フランスは水に大量のカルキが入っているので)が付かないように拭いてしまう習慣ができました。

 

またお鍋をする時の土鍋とガスコンロが欲しくなってしまい、

そんな冬限定アイテムが必要なのか?

収納場所は確保できるのか?

悩んだ挙句、生活を楽しむために購入しました。

 

それに伴って器や鍋用おたま、菜箸、しゃもじまでお買い上げ。

 

そんな物すら所持していなかった、生活感の薄いミニマリストでございます。

 

購入早々、土鍋で鳥飯をつくり、鍋をやり、楽しい鍋生活がスタートしました。

 

物を手放すと新しい物が入って来るってこういう事かぁと、実感したのでした。

 

一月のバーゲンになったら、次は美しき食器を見に行こうと思ってます。

 

宮殿の一室にも満たない家ですが、自分にとっての城は私らしい空間にしていきましょう。